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ブックマーク / nyaaat.hatenablog.com (11)

  • 失敗例から考えた、批判の受けとめ方と伝え方 - ニャート

    ブログを書いていると、いただいたコメントについて「これは受けとめるべきか?」と悩むことがあります。 今回は、私の失敗例をもとに考えた「批判はどこまで受けとめるべきか、そしてどうやって伝えればよいか」についてメモしておきます。 批判/非難/中傷/意見のちがい まず、言葉の定義から。(引用すべて:デジタル大辞泉) 批判: 1.物事に検討を加えて、判定・評価すること。 2.人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。 非難:人の欠点や過失などを取り上げて責めること。 中傷:根拠のないことを言いふらして、他人の名誉を傷つけること。 批判と非難のちがいは「責めているか/いないか」、非難と中傷のちがいは「根拠があるか/ないか」であることが分かります。 意見: 1.ある問題に対する主張・考え。心に思うところ。 2.(意見する)自分の思うところを述べて、人の過ちをいさめること。

    失敗例から考えた、批判の受けとめ方と伝え方 - ニャート
  • (日記)当分は一人でやっていきたい - ニャート

    (今日はただの日記なので、それでもいいという優しい方だけお読みください) 2017年3月末までに仕事をやめると公言していたが、母の物忘れがひどくなったことでお金が必要になり、結局やめられなかった。 (これについては2月に記事を書いたが、書いたこと自体を後悔して消してしまった) いまのところ、母の物忘れ自体はそれほど進行していない。 むしろ、母の多動や「耳鳴りが苦痛」という訴え等について、私は悩んでいる。 最近の悩みの70%くらいがそれである。 あと30%は、やりたいことがたくさんあるのに、仕事と母の世話とで、全然できないということだ。 サイレント革命とか言ってるくせに、田舎ぐらしもできない。 そう、大きい口ばかり叩いて、結局なんにもできていないのだ。 その焦りが、ブログを通して読者の方に伝わっていたのかもしれない。 あるブログから、"ニャート氏のphaさんへの言及ぶり(求愛表現?)に対して

    (日記)当分は一人でやっていきたい - ニャート
  • 非正規雇用者のサイレント革命(原案) - ニャート

    「今後、景気がよくなり、非正規雇用が減り、低年収層の年収が上がることはあるのか?」 それが知りたくて、GW中に経済やら現代史やらのを読んだが、答えは「No」に思える。 非正規雇用の問題点は、「社会保障がない」ことと「賃金が低い」ことだ。 バブルが弾けるまでは、企業は終身雇用を前提に、手厚い福利厚生を社員に提供していた。 日の社会保障制度は、上記を前提に設計されているので、非正規雇用者という存在は想定されていない。 これから高齢化により、社会保障費の負担が増えることは明らかだ。 非正規雇用者をカバーできるような新制度の財源は確保できないだろう。 かといって、非正規雇用を正規雇用にする、せめて賃金を上げられるほど、日企業が再生できるかといえば、できないだろう。 例えば、新興国の工業化や情報技術の発展といった世界経済の構造変化に、日の産業構造は対応できていない。 そのため、いくら金融緩和

    非正規雇用者のサイレント革命(原案) - ニャート
  • なぜ弱者は連帯できないのか|政治には弱者の支持など必要ないのか - ニャート

    なぜ貧しい人たちは連帯しないのだろう。 「貧しい人たち」という主語は適切ではないかもしれない。 ここで指すのは、毎日真面目に働いているのに、給料が安くてギリギリで生活している人たちのことだ。 貧困がニュースで取り上げられるとき必ず出るのが、「その程度で貧困といえるのか」という意見である。 GDP世界3位の国なのに、子どもの6人に1人は貧困家庭。 この1行だけ読んでも、賃金の水準や所得の再分配がおかしいのが原因であり、自己責任の域を超えていることが伝わると思う。 だが、そういった社会のおかしさは指摘されない。 高年収層は貧困に無関心(貧しい人が身近にいないため、存在が信じられない)で、同じ低年収層どうしで「お前の苦しみは甘え」「自己責任」と叩きあっているような印象を受ける。 また、貧困女性がニュースで取り上げられる時、「女性は風俗で働けるからマシ」という意見が必ず出てくる。 (実際は、男性も

    なぜ弱者は連帯できないのか|政治には弱者の支持など必要ないのか - ニャート
  • 高学歴者が雇用関係から抜け出せないから、サラリーマンの給料が上がらない - ニャート

    社会における立ち位置も考え方もちがう人(Aさんとする)と話をする機会があった。 そこで考えたことをメモしておきたい。 私はAさんを、意見交換できる相手として得難い人だと思い、とても尊敬している。 だから、途中でAさんの選択に疑問を投げかける描写が出てきても、それは決してAさんを批判するものではなく、この文章の構成上やむを得ないものだと思ってほしい。 夢は夢、仕事仕事という選択 Aさんは、高学歴・高収入なサラリーマンである。 だけど、会社員のままではたぶん実現できない夢を持っていて、Aさんの人格の大部分はその夢と理想で構成されているような印象を受けた。 Aさんはとても頭がいい。 これだけ知識があって、話が上手くて、情熱がある人が、やりたいことに取り組まないのは勿体ないし、大げさだけど日社会にとっても損失なのではないかと思う。 定時で帰れるなら夢と仕事を両立できるのかもしれないが、Aさんは

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  • お金の打算をしないで恋愛できる女性が少ない理由 - ニャート

    2017 - 04 - 15 お金の打算をしないで恋愛できる女性が少ない理由 女性 自分語り phaさんの 「貧乏と恋愛」 を読んだ。 「お金がないと恋愛結婚ができないと言う人は、『男が稼いで女にお金を出すもの』みたいな男女観に囚われているからで、男も女もみんながある程度家事や仕事ができるという状態なら、当に自由な恋愛ができるようになるんじゃないだろうか」というのは、当にその通りだし、そうなってほしいなと思う。 「その通り」ということを前提に、phaさんの記事と関係なくなるが、日頃思ってたことを書きたい。 さらに恋愛では、お金あるとかないとか関係ない、この人が好きなんや、みたいなのもしばしば生じるものだ。 これを読んで、「私はこんな純粋な気持ちで恋愛したことは、たぶん1回しかない」と思った。 最も純粋なつきあいだった、8年間つきあった大学時代からの彼氏でさえ、つきあう前に「この人は私

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  • 自分の心を(損得なしに)そのまま吐き出したい|2017年の抱負 - ニャート

    2017 - 02 - 05 自分の心を(損得なしに)そのまま吐き出したい|2017年の抱負 日記 2月に年度の抱負なんて言う人はいないけど、思いついたことをメモしておく。 自分の心を(損得なしに)そのまま吐き出したい ブログを始めて1年8ヶ月(途中4ヶ月中断)。 だんだん、自分がブログでやりたいことが見えてきた。 始めから明確に見える人もいるだろうけど、私はその時々で重視することが変わってきている。 稼いでみたい→一瞬儲かって「これじゃない」→自分が考えたことを多くの人に知ってもらいたい→一瞬すごいPVの時があって「これじゃない」→今に至る 今は、 「自分の心を(損得なしに)そのまま吐き出したい」 である。 PVとか、ブクマ数とか、人にどう思われるとかは、一切気にしない。 例えば、Aの立場とBの立場があって、対立しているとする。 「私はAの立場です」と言えば、Bの立場の人から反感

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  • 生きづらい人々の体験談集を自費出版して配り歩きたい - ニャート

    2017 - 02 - 02 生きづらい人々の体験談集を自費出版して配り歩きたい 生きづらさ だれの話か忘れたが、自費出版で出したのうちの一冊を、海外のゲストハウスに置いてきたという話があった。 多くの人の手から手に渡って、感想を書いてもらって、最後には自分の元に帰ってくるように、メッセージをに書いて。 そうしたら、当に戻ってきたという話。 先日、 「はてなベストエッセイ集」の企画紹介 をしていて、こんな話を思い出した。 これは、電子書籍ではできない。 モノとしての実体がある、紙の書籍でないとできない。 生きづらい人々の体験談集は、人の手から手に渡るべきなのでは 「が人の手から手に渡って読まれ続ける」 この考えに魅了されて、いろいろ考えているうちに、私は心療内科の待合室を思い出した。 心療内科の待合室には、たいていが置かれている。 イメージ的には、ちょっとスピリチュア

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  • 自腹で他人のエッセイ集を出版する、最高の大人の道楽|はてなベストエッセイ集 - ニャート

    2017 - 01 - 29 自腹で他人のエッセイ集を出版する、最高の大人の道楽|はてなベストエッセイ集 エッセイ紹介 自腹で、はてなブログや増田はてな匿名ダイアリー)に投稿されるエッセイをまとめて出版したいという、お大尽が現れた。 dk4130523.hatenablog.com dk4130523.hatenablog.com dk4130523.hatenablog.com 「はてなベストエッセイ集」の企画概要 3番目の記事に、こう書いてある。 2017年中にはてなブログ(+増田)に発表されたエッセイの中から id:dk4130523 氏が24編選んで(+特別寄稿)、エッセイ集仕立てにする 230部を刷って、氏が書店を回って置いてもらう 300円(未定)で売上は寄付 電子化はたぶんしない(PDFは作るかも) この活動を10年続けたい (詳しくは 元記事 を読んでください) 記事には

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  • このブログはしばらく個人的なメモ書きになります - ニャート

    しばらくブログを更新しませんでした。 理由の一つは、体調が悪かったからです。 私の持病はパニック障害で、とはいえ3年前に寛解していますが、季節の変わり目などには症状が出ます。 発病が12月だったからか、秋~冬が苦手です。 夜中に胸が痛くて起きる。 「このまま死ぬんじゃないか。いや、これはいつものパニック障害の症状だ。いやいや、今度こそ当の心臓発作なんじゃないか」という煩悶を繰り返す。 不安でなかなか眠れず、睡眠時間が足りなくなる。 よけい体調が悪くなる。 こう書いてみると、他人からは馬鹿げて見える症状に振り回され、10月後半から今まで、私の生活は「睡眠時間の確保」を中心に回っていて、ブログを書く時間と気力がありませんでした。 * * * 理由のもう一つは、直近の「私が思う『心の弱い人と強い人のちがい』」の影響も、少しはありました。 今まで、いろんな記事を書いてきましたが、どれも「炎上して

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  • 東大女子を過労死させたり、京大専業主婦をもったいなくさせているのは日本社会 - ニャート

    電通の高橋まつりさん(東大卒)が、たった1年足らずで過労自殺したニュースが話題となった。 私も長時間労働による過労で出版社を辞めており、まつりさんほどではないがパワハラとセクハラの実体験がある。 だが、今日はそのことを書くよりも、もっと大きい視点から「高学歴女性が過労死や専業主婦を選んでしまう日社会の問題点」について書きたい。 子どもに学歴をつけたいと願う親 まつりさんのお母さんは、離婚後に女手一つでまつりさんを育て上げた。 まつりさんも、その気持ちに応えて、地方の高校から猛勉強して東大に入った。 まつりさんとお母さんの関係は、私と母のそれに似ている。 私の母は、当の母を小さい頃に亡くし、継母に育てられている。 いわゆる継子いじめを受け、とても苦労してきた。 結婚して幸せになれるかと思いきや、私の父は若い頃、いわゆる飲む打つ揃った横暴な男だった。 父を悪く言いたくないが、この話をする上

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