フィンテックがお金の姿を変えつつある。すでにクレジットカードや電子マネーが普及し、現金のやり取りを伴わない決済はすでに日常的になった。さらにブロックチェーン技術をベースにした仮想通貨も登場し、決済手段は多様化する一方だ。政府はキャッシュレス決済の拡大を打ち出し、6月に発表した「未来投資戦略2017」では、10年後に4割の達成を目標に据える。財布を持ち歩かないでも何の不便もない世界は目前に迫っている。未来のお金はどのような姿になっていくのだろうか。 ビットコインで買い物も まだまだ店舗数は少ないものの、仮想通貨であるビットコインはレストランなどを中心に決済に利用できるようになった。増え続ける訪日外国人観光客を狙って、最近ではビックカメラのような量販店でも対応が進む。ネット上でデータをやり取りするだけのビットコインが、あたかも普通のお金のように使われる。 仮想通貨はビットコインだけではなく、ア
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