『ニコニコ動画』で100万再生を超える人気楽曲『ココロ』をご存じだろうか。人間のように歌うソフトであるボーカロイド『鏡音リン』で歌われた曲で、ある科学者によって作られたロボットが数百年の時を超えて人の心を手に入れるというストーリー性の高い歌詞が特徴だ。このストーリーは、作曲者がいて初めて声を出せる『鏡音リン』自身の立場を連想させ、聞くものに大いなる感動を呼んだ。この『ココロ』が舞台化されるときいて、取材に行ってみた。 舞台化を行うのはココロ舞台化計画という集団だ。水戸を中心に活動する劇作家と、オーディションで集められた役者で作られた専用の劇団となっている。『ココロ』の舞台は第一弾が『水戸市芸術祭演劇フェスティバル』で上演され、今回は東京での再上演となる。舞台に用いられる楽曲は原作者のトラボルタPが新作含め全面協力、イメージイラスト・衣装デザインはredjuice氏が行った。 練習の様子は真