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ITproに関するpikayanのブックマーク (116)

  • 突出したグラフは途中を省略するのがマナーです

    「そうなのだ。この日にイベントを仕込んだのだよ。そしたらこんなに客が増えた。これを根拠に別のイベントを客に売り込もうという算段だ」 なるほどね。しかし10月13日があまりにも突出し過ぎていて、他の日の違いがよくわからんな。通常こういう場合、突出した棒の途中を省略するもんだぜ。 「Excelにそんな機能があるのか?」 うーん、残念ながらないね。実際省略しようと思うと手作業で実行しなければならない。ちょっと貸してみな。実際にやってみよう。

    突出したグラフは途中を省略するのがマナーです
  • 「経営はソフト作りと似ている」、任天堂の岩田社長がベンチャー向けイベントに登壇

    2013年10月7日と8日に行われているベンチャー企業経営者向けのイベント「B Dash Camp 2013 Fall in Osaka」に、任天堂の岩田聡代表取締役社長が登壇した(写真1)。 岩田社長は冒頭、「任天堂は、皆さんの価値観からすると“古くて堅い会社”かもしれないが、歴史上は次々とチャレンジし続け、たくさんの失敗をし、時々小さな成功をして、その結果、家庭用ゲーム市場に出会って、プラットフォームビジネスとしてに世界市場に広げる幸運を得た会社だ」と、来場者と同じような立場にある会社だと語った。 続いて、先日亡くなった前社長の山内溥氏の座右の銘「失意泰然、得意冷然」を紹介。「うまくいかなくても思い悩まない、絶頂でも浮かれない」というのが、任天堂の歴史そのものを体現している言葉だとした。山内前社長に教わったこととして「自分たちは知らないものを作るのだから、市場調査は無意味」、「とにかく

    「経営はソフト作りと似ている」、任天堂の岩田社長がベンチャー向けイベントに登壇
  • NECの超軽量Ultrabook「LaVie Z」をレビュー

    NECの「LaVie Z」は、同社が13.3型のノートPCとして世界最軽量をうたう注目のUltrabookだ(写真1)。Ultrabook市場には各社から薄型・軽量のノートPCが次々と投入されているが、その中でもLaVie Zは一線を画する存在感を放っている。 5月に開催されたインテルによるUltrabookのイベント(関連記事:インテルが最新Ultrabookを一堂に会したイベントを開催)時点では、重量が「999g以下」と発表されていた。最終的な仕様は875gとなり、UltrabookとしてもノートPCとしても驚異的な軽さに仕上がっている。 今回はこのLaVie Zの評価機を詳しくレビューしていきたい。 市販モデルと直販モデルを用意 今回評価する「LZ750/HS」の主なスペックを以下に示す。

    NECの超軽量Ultrabook「LaVie Z」をレビュー
  • 第6回 ドワンゴ川上会長が語るニコニコを取り巻く状況(後編)

    ドワンゴの代表取締役会長 川上量生氏へのインタビュー後半は、同氏のビジネスについての考え方などにも及んだ。「ビジネスのうえで一番重要なのは競争しないこと」「エンジニアには企画をさせたい」「うちのやることってあんまり理解されないので、みんなまねしてくれない」など様々な発言が飛び出すなか、引き続き川上会長にニコニコを取り巻く状況を聞く。 うち、お金のことは基的に考えないんですよ(笑)。今のネットってどうやってもうけるんですか? 広告モデルですか? じゃあ、関連広告を貼ったらいくらもうかるんですか? という話になってしまいますよね。Webサービスで当ててもうけるのは、難しい時代なんです。もちろんビジネスサイドでは考えている人はいますし。少ないけれどもビジネスを考えながら物づくりをやっているエンジニアもいますよ。 自前で広告媒体として成長させようと思ったら、一体どこまで大きくしないといけないのか

    第6回 ドワンゴ川上会長が語るニコニコを取り巻く状況(後編)
  • 第5回 ドワンゴ川上会長が語るニコニコを取り巻く状況(前編)

    「ユーザーの中心は20代」「家電への進出」「ネットとリアルを融合」――。ニコニコ動画を軸に数々のサービスを展開するドワンゴは、今後こうしたキーワードとともにどこに向かっていくのか。稀有なWebサービスを展開するネット企業を創業した同社代表取締役会長の川上量生氏に、ニコニコの置かれている状況、今後の展開などを聞いた。 まず「ニコ動」というのは、もともとほとんどの要素が“ネタ”で成り立っていて、タグなんかも含めてすべての要素が“ネタ”となってみんなが遊べる。そういうものとして登場したんですけれども、そのうち広告が入るようになるなど、ちょっと普通のサイトに近づいてきているな、というのが、僕の中の危機感としてあったんですよね。 昔は「何が起こるか分からないからニコニコ動画を見ておかないと」という感覚があったわけですよ。今はその要素って事故ぐらいしか残ってなくて、何が起こるか分からないという感じがだ

    第5回 ドワンゴ川上会長が語るニコニコを取り巻く状況(前編)
  • 第4回 リアルとネットの境界を超える「ニコファーレ」 AR機能でライブが進化

    2012年6月26日、AR(Augmented Reality、拡張現実)を活用した新システムが東京・六木のドワンゴの施設である「ニコファーレ」で披露された。新システムには特に名称は付けられていないものの、ドワンゴにとってネットの世界とリアルの世界をつなぐ新たな試みとなるものだ。 具体的には次のようなことができるシステムである。(1)ニコファーレ内では、ステージに設置した透過スクリーンと投影プロジェクターによって、リアルには実在しないキャラクターのライブなどができる(写真1、写真2)、(2)インターネット経由のニコニコ生放送でライブを見ている視聴者は、透過スクリーンのキャラクターではなく、会場のライブ映像にCGで作られたキャラクターを合成したARライブを見ることができる、というものだ。

    第4回 リアルとネットの境界を超える「ニコファーレ」 AR機能でライブが進化
  • 第3回 ニコニコお茶の間進出の先陣キテラス 「独自ハードウエアの提供も検討」

    ニコニコ動画の視聴環境として真っ先に挙げられるのがパソコンだ。だが、今後はあらゆるデバイスがネットワークにつながるようになり、パソコンは必ずしも多数派ではなくなる。そんななか、ニコニコ動画をテレビなど家電製品で利用するための取り組みを進めているのがドワンゴの100%子会社であるキテラスだ。キテラスの代表取締役社長に就任したのは、ニコニコ動画の実質開発総指揮を務めていた鈴木慎之介氏。鈴木氏にキテラスの目指すものを聞いた。 キテラスはドワンゴの100%出資子会社です。私はキテラスを設立する直前は、(ドワンゴの)ニコニコ事業部のコンシューマーエレクトロニクス事業部というところで部長をしていました。コンシューマーエレクトロニクス、つまりゲームテレビに「ニコニコ」を対応させるという仕事です。昨年暮れにコンシューマー事業をもう少し推進して、私がより自由に責任を持って動ける体制を作った方がいいだろう

    第3回 ニコニコお茶の間進出の先陣キテラス 「独自ハードウエアの提供も検討」
  • 第2回 原点回帰で視聴時間増大を狙う 「ニコニコ動画:Zero」開発の裏側

    「ユーザーさんにもっといろんな番組を見てほしい。番組が700~800もあると人気の番組も出てくるが、面白いのに人の目に触れない番組も出てきてしまう」「今のニコ動は一回見に来ると、『戻る』ボタンを押して一回戻ってまた押して、といった操作になる。スムーズに次の動画に進むという状態ではなかったと思っている」 写真1●ニコニコ生放送の企画責任者であるドワンゴ ニコニコ事業部セクションマネージャーの設楽泰智氏(右)と「ニコニコ生放送:Zero」の「Recent」の開発を担当するアプリケーションエンジニア 塚田朗弘氏(左) 2012年5月1日、ニコニコ動画の次期バージョン「Zero」のサービスがプレミアム会員に公開された。いずれは全会員向けに提供されるサービスだ。視聴ページの大幅な改変を伴うもので、2006年にニコニコ動画が始まって以来の大幅な変更となる。冒頭の発言はこの「Zero」にバージョンア

    第2回 原点回帰で視聴時間増大を狙う 「ニコニコ動画:Zero」開発の裏側
  • 第1回 数字で見るニコニコ 登録会員数2700万、平均PVは1日1億超

    ニコニコ動画改めniconico――。2012年5月1日、ドワンゴが企画・開発し、ニワンゴが提供する動画配信・共有サービス「ニコニコ動画」の次期バージョン「Zero」がスタートした。大幅に視聴ページのユーザーインタフェースを作り変え、サービス開始以来の総称だった「ニコニコ動画」を「niconico」に変更するなど、同社にとって2006年のサービス開始以来の大掛かりなバージョンアップとなった。当初「Zero」は有料の「ニコニコプレミアム会員」限定のサービスとなるが、いずれは一般の登録会員にも展開する。 こうした大掛かりなバージョンアップの背景には何があったのか。 ITproがニコニコ動画に注目する理由 ニコニコ動画に関する数字を見ていくと、それらが浮かび上がってくる。だがまずはその前に、なぜITproが特集としてニコニコ動画を取り上げるのかを説明したい。 その理由は3点に集約できる。 その1

    第1回 数字で見るニコニコ 登録会員数2700万、平均PVは1日1億超
  • ニコニコ動画が操作性改善など、ソニーとパナソニックが対応テレビ開発も発表

    ニワンゴは2012年4月26日、同社が提供する動画配信サービス「ニコニコ動画」の次期バージョン「Zero」を5月1日から運用すると発表した。ページの再読み込みを減らし、動画を高速に切り替えながら視聴できるなど、使い勝手を改善した。新バージョンはプレミアム会員から先行して提供する。旧バージョンからの切り替えは選択制で、旧バージョンのまま使い続けることもできる。 ニワンゴは、パナソニックとソニーがニコニコ動画を直接利用できるテレビの開発を進めていることも発表した。製品の発売時期は未定だが、既に機能開発などは終了しているという。パナソニックの製品はニコニコ生放送にも対応する。2012年4月28日、29日に開催するイベント「ニコニコ超会議」で、稼働製品を展示する予定である。 ニコニコ動画:Zeroでは、動画視聴の新ユーザーインタフェース「ZeroWatch」を導入し、使い勝手を改善する。ZeroW

    ニコニコ動画が操作性改善など、ソニーとパナソニックが対応テレビ開発も発表
  • ニコ生配信が簡単になる新ツール「Niconico Live Encoder」はこうしてできた

    ニコ生配信が簡単になる新ツール「Niconico Live Encoder」はこうしてできた ドワンゴ ニコニコ事業部 企画開発部 担当部長 杉谷保幸氏 ニワンゴは2012年2月、ユーザーが簡単にニコニコ生放送で番組を配信するためのツールである「Niconico Live Encoder」の提供を開始した。このツールの開発の発端は、既存のサードパーティー製ツールがユーザーの間で流行したこと。ツールを開発した香港の会社側からニワンゴの親会社であるドワンゴにコンタクトがあり、交渉の結果ソフトウエア開発キット(SDK)の提供を受けることとなった。開発の経緯などを同社ニコニコ事業部 企画開発部 担当部長の杉谷保幸氏に聞いた。 最初にニコニコ生放送で「ユーザー生放送」を配信する際、何をする必要があるかを説明したい。まず、配信できるユーザーはプレミアム会員だという前提がある。そして配信するには番組

    ニコ生配信が簡単になる新ツール「Niconico Live Encoder」はこうしてできた
  • 情報工学は面白い!

    毎日の仕事に追われていると、ついITの原理原則を忘れがちになるものだ。何事にも言えることだが、基礎を理解してこそ、初めて応用ができるのである。 連載『矢沢久雄の情報工学“再”入門』では、ITの根幹を成す学問体系である「情報工学」を解説している。おそらく学生時代や入社時の研修で習った方も多いとは思うが、この機会に復習していただきたい。必ず新たな発見があるはずだ。

    情報工学は面白い!
  • ニコニコ実況をテレビで利用、ソニーとドワンゴが提案する新しいテレビの楽しみ方 - 変わるテレビ:ITpro

    ニワンゴは、ソニーの液晶テレビ向けアプリ「アプリキャスト版ニコニコ実況アプリ」の提供を2011年6月下旬に開始した。 ニコニコ実況は放送中の番組に関する視聴者のつぶやきを、放送局別に表示するネットサービスである。今回提供するアプリは液晶テレビ「ブラビア」に搭載されている「アプリキャスト」向けで、2008年以降に発売されたアプリキャスト対応テレビを使って無料で利用できる。 アプリを使うと、テレビ番組の右側にニコニコ実況に投稿されたコメントが時系列に順次表示されていく。アプリはパソコンや携帯電話機から投稿されたコメントを表示するだけで、テレビからコメント投稿はできない。 ドワンゴ ニコニコ事業部 企画開発部の関正宏氏と、ソニーマーケティング ネットワークサービス部 PDサービス推進 GP ビジネスプランニングマネージャーの長澤一樹氏に、サービス提供の狙いや、放送とネットサービスの相乗効果につ

    ニコニコ実況をテレビで利用、ソニーとドワンゴが提案する新しいテレビの楽しみ方 - 変わるテレビ:ITpro
  • Jスポーツがニコニコ動画に公式チャンネル、第一弾にツール・ド・フランスの関連動画など

    ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング(Jスポーツ)は2011年6月27日、動画配信サイト「ニコニコ動画」内に公式チャンネルを開設し、プロモーションを中心とした動画の配信を同日に開始したと発表した。名称は「J SPORTS チャンネル」。ニコニコ動画での動画配信によって、Jスポーツに未加入であるインターネットユーザーへのリーチを図り、Jスポーツの魅力や番組を伝える。 6月27日から配信を開始したのは、サイクルロードレース“ツール・ド・フランス”のオリジナル動画である「ツール・ド・フランスを知ったかぶりできるフランス語講座」や、サッカーの動画の「フットボール:The Greatest プロモ」などである。「今後も様々なスポーツの事前ナビ番組や番組宣伝映像、放送では見られないメイキング映像やオリジナル動画などを毎月配信する」という。

    Jスポーツがニコニコ動画に公式チャンネル、第一弾にツール・ド・フランスの関連動画など
  • 「重要情報はPDFやExcelではなくHTMLやCSVで」、地方自治情報センターが呼びかけ

    東日大震災に関連して、財団法人 地方自治情報センター(LASDEC)が、国民へ発信する重要情報をPDFExcelではなくHTMLCSVで提供するよう呼びかけている。容量が大きいファイルがサーバーや回線を圧迫しないようにすることと、携帯電話しか持っていない被災者でも閲覧しやすくすることが目的だ。 LASDECでは2011年3月18日に、地方公共団体へメーリングリストを通じて通知している。「アクセスが集中し、PDFExcelファイル形式の場合、容量が大きく、サーバー・回線リソースを圧迫し、重要情報が閲覧できない事象が頻出しています」(LASDEC)。そこで、PDFExcelファイルの代わりにHTMLやJPEG、CSVといった形式での提供を推奨。WordやExcelの文書も、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選び、ファイルの種類に「Webページ (*.htm,*html)」

    「重要情報はPDFやExcelではなくHTMLやCSVで」、地方自治情報センターが呼びかけ
  • FacebookとGoogleの本当の違い

    Googleは情報を追跡し、Facebookは情報を共有している」。フェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグは、『フェイスブック若き天才の野望』の著者デビット・カークパトリックに対してこう説明している(同書 pp.472-473)。Googleは検索エンジン、Facebookはソーシャルネットワークという異なるビジネスモデルによって、インターネット上での情報流通を担っている。Googleは全世界数十億人、Facebookは6億人の巨大ユーザーを相手にしており、これら2サービスはよく比較される。しかし、両者の違いや共通点はいまひとつ明確ではない。これらの当の違いは何なのか、技術的な観点から探ってみよう。 情報をクロールするGoogleとボトムアップのFacebook ザッカーバーグが語っているように、両者の違いのひとつは「情報の集め方」である。Googleはクローラと呼ばれるプログ

    FacebookとGoogleの本当の違い
  • ニコニコ生放送のiPhoneアプリはこうして生まれた

    2010年5月17日、ドワンゴは「ニコニコ生放送」というiPhoneアプリケーションを公開しました。これは、同社が開発・運営するPC向けのネットライブサービス「ニコニコ生放送」をiPhone上で楽しむためのアプリで、著者が開発に携わりました。開発が始まった経緯から、どのように開発され、サービスインに至ったか、アプリがどのような仕組みで動作しているのかまでを開発者自らが明かします。 はじめに筆者とiPhoneについて少し語らせてください。筆者は、2009年6月よりソフトウエアエンジニアとしてドワンゴに転職しました。筆者に与えられた仕事は、ニコニコ動画モバイル(ニコモバ)という、携帯端末向けのニコニコ動画サービスの開発でした*1。 筆者は、プライベートな時間を使い、趣味としてiPhoneアプリケーション(以下、iPhoneアプリ)をいくつか開発していました。日中はドワンゴでニコモバの開発を行い

    ニコニコ生放送のiPhoneアプリはこうして生まれた
  • 文章を書くノウハウを伝授

    ITエンジニアにとって文書作成技術は欠かせません。日常のメールのやりとりにはじまり、要件定義書、機能仕様書、企画の提案書など、上司やチーム、顧客などに対して、文章でコミュニケーションをとる機会がとても多いからです。 連載『悪文と良文から学ぶロジカル・ライティング』では、論理的にわかりやすい文章を書くノウハウを伝授しています。ITエンジニアが日常的に用いるであろう文章を例に使い、どこが悪くてどう直せばいいのかといったポイントをわかりやすく解説しています。実践すれば、誰でもすぐにわかりやすい文書が書けるようになるはずです。 オリエンテーション ITエンジニアにとって「書く技術」とは? 文書の全体構成を組み立てられるようにする 内容を大きく分けて項目を立てる 適切な順番で項目を並べる 話の階層をそろえる 文章表現の基ルールをマスターする 主語と述語を対応させる 修飾語と被修飾語をはっきりさせる

    文章を書くノウハウを伝授
  • ニコニコ動画開発記(創)

    相変わらず,自宅のお風呂にノートPCを持ち込んで仕事をしています。ところが先日! 長年お風呂PCとして愛用してきたLet's noteが壊れてしまいました…。後継機として購入したのはDELLのミニノート「Inspiron Mini 9」です。裸で,全身から汗をかきながら,PCに向かって仕事,よく考えればシュールかも…。でも気にしない気にしない。 http://d.hatena.ne.jp/shinno/ 動画共有サイトのニコニコ動画の開発を指揮する筆者が,その仕事の傍らに,深夜の喫茶店*1でその様子を書き記す連載,今回で通算第6回目になりました。前回の「ニコニコ動画開発記(耐)」では,ニコニコ動画(夏)のリリース後,プロジェクトを推進するにあたっての人員不足の辛さ,コミュニティ機能の伸び悩みなど,プロジェクトとして“耐えてきた”時期を書きました。 今回は,攻めに転じる盛り返しです。自分た

    ニコニコ動画開発記(創)
  • C言語最大の欠点

    1980年代、筆者が高校生・大学生だったころに「C言語がすごい」という話を友人から聞いていた。しかし、当時の筆者が触れていたのはMSXパソコンのBASICと大学の汎用機のFortranくらいだった。C言語をやっと手に入れたのは、1992年の暮れである。清水の舞台から飛び降りるような気持ちでBorland C++の大箱を買って帰った。 それから20年近くが経過した今でも、C言語は「最強のプログラミング言語」と呼ぶべきポジションを確保し続けている。UNIXオペレーティングシステムとC言語が世界に与えたインパクトの大きさは、実に大きなものがあった。 ただ、C言語を学習したり評価したりする際には、C言語の大きな欠点を知っておく必要があるだろう。筆者が考えるその大きな欠点とは、「文字列の扱いが非常に面倒」であることだ。 「バッファオーバーフロー」を回避するのは大変 例を示そう。図1はC言語で記述した

    C言語最大の欠点