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携帯と皆既日食に関するpikayanのブックマーク (1)

  • ニコニコラム‐【小説】皆既日食

    小説】皆既日 ニコモバ愛の劇場 著:中之人 第6話【皆既日】 夏休みに入った間もない22日。 エミとマコトは羽田空港にほど近い城南島の公園に来ていた。 夏らしく晴れ上がった空には、普段ならばいやというほどまぶしい太陽が輝いているはずの時間だった。しかし、今日の太陽はすでに3/4ほど面積を減らしていて、多少暗い感じもする。 マコトは日グラスを目に当てながら、ぼやく。 「あーあ、せっかく日で見られる皆既日だっていうのに、東京じゃあ部分日だもんなあ」 奄美大島や屋久島に行くことができれば皆既日を見られることはわかっていた。 しかし、ツアー代金を何十万と払う余力もなければ長い休みを取ることもできないマコトにとっては、一日だけ休みを取って同じ島と言っても、都内の城南島に来るのがせいいっぱいだった。 隣でエミが、 「でもこんなに欠けるのを見るの初めてだからいいじゃん」 と答える。すでに

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