東京都の今年の硫化水素自殺者、20代が最多 東京都は12日、相次ぐ硫化水素自殺などへの対策を協議する「若者の自殺防止対策に関する検討会」の初会合を開いた。今年1月以降、東京都でも相次いだ硫化水素自殺の実態について関係団体から報告後、対策を話し合った。当初からの経緯を知る委員からは、「ネット情報とメディア報道の悪循環が悲劇を拡大した」と、早期対策の必要性を訴えた。 東京都が12日開いた、相次ぐ硫化水素自殺などへの対策を協議する「若者の自殺防止対策に関する検討会」の初会合 今回初会合が開かれた検討会は、硫化水素自殺が相次ぐ中、都が緊急に設置。青森大学社会学部教授の見城美枝子氏、テレコムサービス協会の事業者倫理・インターネット委員会委員長の桑子博行氏、警視庁ハイテク犯罪対策総合センター副所長の池田行雄氏ら13人の委員が出席した。 会合の前半では、東京都や全国における硫化水素自殺とその対策に関する