2010年8月25日は、今年一番「小さな」満月でした。 月は地球を楕円軌道を描いて回っています。ですから、地球に近づくときもあれば、遠ざかることもあります。また様々な要因で、近地点や遠地点の距離が変動します。 2010年は1月30日に月が最近(地心距離35.7万km)、そしてたまたまこの日が満月。 2月13日に最遠(地心距離40.7万km)となりましたが、この時は新月近くで見ることができません。 満月近くに遠地点を通過するのが8月25日(地心距離40.6万km)。 どのくらいみかけの大きさが違うのかというと、同じ光学系で撮影した写真を並べてみれば一目瞭然。 《撮影データ》 共通:ミニボーグ 60ED(D=60mm,f=350mm)+NikonD5000 神戸市垂水区 50%縮小してトリミング ・2010年1月30日19:56 1/1000 ISO400 ・2010年8月25日22:25 1