国内の新型コロナウイルス感染では、「クラスター」という小規模な集団感染が各地に出現し、大きな課題になっている。北海道に次いで感染者が多い愛知県では主に2つのクラスターが発生し、そこを中心に連鎖が続いている。 愛知県の感染者111人(死者8人、3月12日)時点の関係性をみると、主に<1>スポーツクラブ、<2>デイサービスの2集団と、<3>その他・経路不明に分けられる。<1>スポーツクラブ集団は、ハワイから帰国した名古屋市の60代夫婦から始まった。妻(2月15日判明)が利用したスポーツクラブAでは利用者10人が感染。うち2月19日判明の50代女性が感染を知らず利用した施設でも8人感染。帰国夫婦に関係する感染はこの時点で知人、家族など含め39人に上る。 <2>デイサービス集団は、名古屋市内で入院した70代女性が2月29日に判明したことがきっかけ。同居の1人が利用するデイサービスAで利用者5人が感
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