楽天市場に出店している店舗「AMC」からの情報流出事件を受け、楽天は新たな顧客情報管理体制を導入する。 楽天市場に出店している店舗「AMC」(センターロード運営)からクレジットカード番号を含む284件(8月1日までの判明分)の情報が流出した事件を受け、楽天は8月1日、個別の店舗が顧客のクレジットカード番号に触れることがない新システムを8月11日に稼働させると発表した(関連記事)。 情報漏えい判明後に初めて会見した楽天の代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏は、「楽天社内のセキュリティレベルはかなり高い。今後は店舗のセキュリティレベルを高める」と述べ、より踏み込んで各店舗を指導すると説明した。 新システムは「カード決済代行あんしんサービス」の名称。これまでは顧客が楽天市場で買い物をすると、カード情報を含む名前、住所などの個人情報が楽天から店舗に渡されていた。店舗は個別に契約するカード会社に決済承