どんな物事にも、そのことに共通点を見出す傾向のある人と、相違点を見出す傾向がある人がいます。例えばクルマを買うお客さんに対応した場合、「このクルマ、いいんですよ」と店員が言ったら、「そうですね」と賛成する人と、「いや、そうは言うけれど、ここが足りないんだよね」「ここはイマイチなんだよね」と反対する人がいます。これが「賛成タイプ」と「反対タイプ」です。 実は、この「賛成タイプ/反対タイプ」には複合タイプがあって、「反対+賛成タイプ」と「賛成+反対タイプ」があります。反対+賛成タイプの人の場合だと、クルマを買うときでも最初は、アレが嫌だ、コレが嫌だと、さんざん文句を言ってきます。すると当然店員は「この人は買わないな」と思いますね。ところが最後になって「でも結局、このクルマがいいよね」というように賛成で終わります。 このタイプは会議でもよく見られます。例えば、進行役が「じゃあ、今度のイベントはこ
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