06年に、日本におけるビルボードのライセンスを取得した阪神コンテンツリンクでは、その名を冠したライブハウスや、洋楽着うたを提供するモバイルサイトなどの事業を既に展開してきた。しかし、同社の礒崎誠二マネージャーは「契約当初から、国内でビジネスを拡大するには独自のチャートが必要だと考えていた」と言う。 これは、若い世代での認知度が低いため。礒崎氏が「ビルボードという名前を出すと、『懐かしい』と言われることも少なくない」と話すように、30代以上の洋楽ファンには高い知名度を誇る。一方、洋楽=米国の意味ではなく、洋楽邦楽ともに選択肢の増えた20代以下にはイメージが希薄。若い世代にそのブランドを浸透させる切り札が、独自チャートというわけだ。 ヒットが先読みできる だが、日本の音楽ランキングの分野では、スタンダードの地位を確立したオリコンという存在がある。礒崎氏は「ビルボードが提供するのは、社会への浸透
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