集会が行われた光化門広場近くでは朴槿恵大統領と崔順実(チェスンシル)との関係を皮肉ったボードが置かれていた=15日午後、韓国・ソウル(大西正純) 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(64)が、親友で女性実業家の崔順実(チェ・スンシル)被告(60)による国政介入疑惑で追い込まれ、崖っぷちにしがみついている。疑惑の発覚で朴氏が国民に謝罪してから1カ月が過ぎた。この間、風前の灯火(ともしび)状態の朴政権を中心に、極めて韓国らしい疑惑が芋づる式に発覚し、韓国にありがちな現象が続出。疑惑をめぐる日々の出来事は韓国社会を映し出しており、皮肉にも国際社会が韓国を知るための絶好の教材となっている。(ソウル 名村隆寛) “縁”が災いのもと朴氏は崔被告について「辛かったときに助けてくれた人物」とし、2012年12月の大統領選挙から13年の大統領就任の後に「演説文や広報資料の表現などで意見を聞き、助けてもらった」
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