7月の参院選東京選挙区に幸福実現党公認で立候補し、落選したトクマ(本名・椙杜〈すぎのもり〉徳馬)氏(49)陣営の選挙運動をめぐる買収事件で、東京地検は5日、タレントのテレンス・リーこと加藤善照容疑者(51)を公職選挙法違反(被買収)の罪で起訴し、発表した。 発表によると、加藤容疑者は6月下旬に2回、トクマ氏への応援演説の報酬として陣営関係者から計10万円を受け取ったとされる。加藤容疑者に報酬を渡したなどとして、地検は陣営関係者2人も同法違反の罪で起訴した。 幸福実現党は同日、「今回程度の事案で、40日以上の長期勾留や党本部の家宅捜索、公判請求にまで及んだことは、政党潰しの国策捜査だ。国家権力によって恣意的に犯罪者が作られる公選法の廃止を求める」とするコメントを出した。
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