No.3294 世界を救いにでも来たつもりか。 だが、もう手遅れだよ 悪ぃな、俺はただの賞金稼ぎだ。 この世界がどうなろうと知ったこっちゃねぇ。 俺はただ、お前に借りを返しに来ただけさ。 脅しだと思うか? 本当にやるぜ。 やれよ。 No.3219 河の流れに身を委ねた男を、彼の眼が見つけ出した。 ありがとよ。 何を見たのか。お前の眼は閉じかけている。 夢を…見てた。いや、どっちが夢なのか。 初めてだ。初めて、身震いする程の恐怖ってのを味わった。 ほんの少し、何かがずれてたら、俺は死んでた。 お前にとって死ぬのに良い日ではなかったのだろう。 泳ぐ鳥よ。この青い眼は全てを見通している。過去も未来も、そして今も。全ては流れ、全ては繋がっている。 この眼は現実を見ているのではない。真実を感じているのだ。真実の眼を開いてみろ。何も恐れる事は無い。 ああ、分ってるさ。