2014年1月30日のブックマーク (3件)

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  • 機嫌のいい犬のための技術 - 傘をひらいて、空を

    お母さんと赤ちゃん、女の子、私。飛行機の席はそのように配置されていた。もちろん知らない家族だ。赤ちゃんはふんふんというような小さい声を出して、お母さんもひそひそ声でこたえている。女の子は幼稚園児といったところか、なんだか思いつめたような顔で、びしっと座っている。飛行機が怖いのかもしれない。わかるよと私は思う。私だって飛行機に慣れるまでは、わくわくしながらちょっと怖かった。もう大人だったけれども。 どうもすみませんとお母さんは言った。何もすまないことはされていないので、お邪魔しますねーとこたえて座った。女の子はやっぱり背筋を伸ばして、膝の上の絵は閉じたまま、まっすぐ前を見ている。こんな大きい機械が自分を乗せて飛ぶなんてほんとうに意味がわからないし、そりゃ緊張するよねえ、と私は思う。けれども私はもうすれっからしの大人なので、彼女の気持ちをほんとうにはわからないんだろうなと思う。思いながら快適

    機嫌のいい犬のための技術 - 傘をひらいて、空を
    pinza0604
    pinza0604 2014/01/30
  • 作品鑑賞でも「ゾーンに入る」という概念を意識してみたらどうだろう - ←ズイショ→

    作品を鑑賞する受け取り手側にも「ゾーンに入る」という概念を取り入れたら、感想を言い合ったり議論をしたり良いところ悪いところを探してみたりする際にもっと滑らかに柔らかくより深くに潜れるんじゃないだろうかという話に最終的になるんですけど、そこまでがたぶん長い。 みなさん、ゾーンという概念をご存知でしょうか。最近は『黒子のバスケ』で特殊能力の名称みたいなノリで取り上げられててちょっと使いにくい言葉にはなっているのですが、別にそんな厨二的なものではなく普通に現実に存在する概念です。もともとはスポーツの現場で使われる言葉で「ボールが止まって見えた」とか「今は外す気がしない」とか聞いたことあると思うんですけど、ああいうのが「ゾーンに入ってる」状態ですごい簡単に言うと集中の極致。普段の僕たちはああしようこうしようあれを踏まえるとここを押えなくちゃとか色々なことを意識無意識問わず考えながら行動を都度都度選

    作品鑑賞でも「ゾーンに入る」という概念を意識してみたらどうだろう - ←ズイショ→