ブックマーク / brighthelmer.hatenablog.com (3)

  • 批判の流儀 - 擬似環境の向こう側

    先日、都議会での野次問題に関連して、注目を集めたエントリがある。どこかの大学の教員が授業の枕として話した内容の概要だという。 思慮深いみなさんの事ですから間違える事は無いと思いますが、念のために助言しておきます。 この件でネット上で当事者を批判するのはおやめなさい。 赤の他人の失言をあげつらって公然と批判するというのは、実は非常に難しい事なのです。私よりも年齢を重ねた人でさえも、きちんと出来ない人は少なくありません。その割に、得るものはあまり多くありません。 批判自体は簡単です。ただし、自身の品位や人間性を損なわずに批判するというのは、これは極めて高度な技術に加えて、強い精神力も求められるのです。 (出典)http://anond.hatelabo.jp/20140624211919 実際のところ、これが当に大学教員の話した内容なのかどうかは分からない。けれども、ぼくとしては非常に頷ける

    批判の流儀 - 擬似環境の向こう側
    pinza0604
    pinza0604 2014/11/20
  • ネットでのヘイトスピーチに関する取材手法について - 擬似環境の向こう側

    在日コリアンの方々に罵詈雑言を投げつけていた男性に関する記事が話題になっている。これだ(記事タイトルを一部改変)。 ネットでヘイトスピーチを垂れ流し続ける中年ネトウヨの正体【前編】 ネットでヘイトスピーチを垂れ流し続ける中年ネトウヨの正体【後編】 力作である。著者の安田浩一さんのルポライターとしての力量を見せつける迫真のレポートと言っていい。 この記事で取り上げられている男性については、そのツイートがたまにリツイートされてくることもあり、ぼくも以前から知っていた。その内容は当に酷く、まさにヘイトスピーチと呼ぶよりほかにないものだった。それゆえ、この男性が安田さんの取材によって追い詰められていく様子に、ある種のカタルシスを感じたことは否定しがたい。 その一方で、この記事を読んで微妙な居心地の悪さも感じた。それは安田さんが男性の正体を探り当てる手法に起因している。男性のネットへの書き込みから

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    pinza0604
    pinza0604 2014/11/20
  • マイルドヤンキーの近代化 - 擬似環境の向こう側

    1950年代から60年代にかけて、米国の社会科学では近代化論なるものが隆盛を誇っていた。 当時、植民地支配から次々と独立を遂げていった国々をいかにすれば欧米のような近代国家へと成長させることができるのかが近代化論のテーマだった。もちろん、その背後には、生まれたての開発途上国がソ連の影響下に入ることを阻止するという問題意識が控えていたわけだが。 近代化論の影響は経済学政治学、社会学に及んだが、マスコミュニケーション研究もその例外ではなかった。コミュニケーション発展論(communication and development)と呼ばれる研究の系譜がそれにあたる。マスメディアを使って途上国の近代化をいかに促進することができるかを研究していたわけだ。 それでは、どうやればマスメディアは近代化に貢献できるのか。 コミュニケーション発展論の研究者たちは途上国の人たちのことをこんな風に見ていた。途上

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