いつもの球場とは少し違った熱気が漂っていた。今季パ・リーグとアニメ「ラブライブ!」シリーズがコラボしている。5月から7月にかけて、6球団が本拠地でコラボ試合を開催。当日、限定グッズを求めラブライブファンが早朝から長蛇の列をつくった。作中の声優らが登場するトークショーでは、コラボグッズユニホームを着用して、特設会場を埋め尽くす。合いの手が入った異様な盛り上がりはまさにコラボがもたらした空気感だった。 一見、異なる世界の野球とアニメ。ただ相性はいいとみている。ラブライブの担当者は「スクールアイドルグループがみんなで力を合わせる作品で、スポ根要素がある。そういう意味では、スポーツ異業種とのコラボというのは、親和性があるのではないかと打診させてもらい、今回パ・リーグさんと実現しました」。SNSなどを通し、相互ファンから反響は高く、互いの面白さに気付く機会として、効果を発揮している。 北から南まで日