先日放送された「ナイナイプラス」の鳥居みゆきゲストの回は、こちらの『鳥居みゆきの「除霊体験」〜出したらおどろいた〜(はてなでテレビの土踏まず)』でも紹介されているとおり抜群に面白かった。 過去、鳥居みゆきがメインで出演した番組の中でも屈指の出来ではなかっただろうか。 ところで、その番組の最後に一瞬告知されたのが、鳥居みゆきによる短編小説集「夜にはずっと深い夜を」の発売。 劇団ひとりから始まった芸人小説出版の流れは、千原ジュニアや品川ヒロシの自伝的小説のヒットで加速し、やや静かになったものの現在も渡部健の「エスケープ!」や板倉俊之の「トリガー」といった自伝的小説ではないフィクションを書く傾向も復活してきた。 そんな中で、個人的に真打と思えるのが鳥居みゆき。 彼女には是非、小説を書いてほしいと思っていたので、遂にこの時が来たか、という感じ。 安部公房が好き、と公言する彼女がどのような物語で、ど