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  • 佐藤秀の徒然幻視録:妻夫木聡は1人3役できる〜「春の雪」

  • 佐藤秀の徒然幻視録:靖国と「春の雪」

    前回、映画「春の雪」の問題点を指摘したが、私自身、この映画そのものをダメなどと言う気はしない。映像は美しいし、配役もバランスが取れていて、ほんのわずかしか登場しない役に岸田今日子、若尾文子、真野響子らを配するなど絢爛豪華でさえある。ただ、この映画には原作にあった毒が綺麗に取り除かれている。 清顕は「今、夢を見ていた。又、会うぜ。きっと会う。滝の下で」と多に最後の言葉を告げて死ぬ。これは、もちろん「聡子にまた会う」という意味ではなく、“戦友”多にまた会おう、という意味だ。実際、第二巻の「奔馬」で多は滝の下で清顕の生まれ変わりと見られる飯沼勲にも転生の印、黒子を発見する。ここには先の大戦で仲間に「靖国で会おう」を合言葉に戦場に向かった出征兵士たちの思いが重ねられている。 また清顕が聡子に会うために月修寺に何度も詣で、病に倒れて挫折するのが2月26日である。天皇への忠義を信じ、決起した青年

    pippi
    pippi 2005/10/31
    ほほう。やっぱ続き読むかなあ。
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