最近、CPLDというデバイスがWeb上をにぎわせています。 この節では、初めてCPLDに挑戦しようとしている方々を対象に書いています。 マクロセルやファンクションブロックとは何かという説明や、XILINX社のデバイスのもつ可能性について紹介します。 目録 CPLDが使われている分野 CPLDの構造 マクロセルとは TTL時代の回路構成 組み合わせ回路とは ROMと組み合わせ回路の違いは CPLDの得意と不得意 CPLDが得意な分野 CPLDが苦手な分野 CPLD回路の設計方法 CPLD回路の見積もり方法 デジタル時計の場合 画像表示回路の場合 CPUを作る場合 まとめ CPLDとGALの違い XORゲートの場合 まとめ 趣味ではない世界ではCPLDは脇役です。アドレスのラッチだとか、バスの制御だとか、あまり複雑な処理を担当させてもらえないのが実情です。従来のTTLロジックの置き換えというと