東日本大震災が発生した時、テレビ番組のロケで被災地にいたお笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおさん(42)と富澤たけしさん(42)。震災で親を亡くした子どもたちや、震災後に生まれた自分の子どもへの思いについて語ってもらいました。 【写真】伊達みきおさん=東京都港区、林紗記撮影 伊達 震災の時は、宮城県気仙沼市の魚市場にいました。海が目の前にあり、揺れがおさまると番組スタッフの指示で高台に避難し、そこで沖から迫ってきた津波が街をのみ込む様子を見ました。同じ場所に避難した地元の人たちは、自分の家が津波にのまれる様子を悲鳴も上げずにぼうぜんと見ていました。 富澤 自分たちもそうでしたが、現実として受け入れられなかった。「映画でも見ているんじゃないか」、「何これ」と。妻は翌月に出産を控えていた。地震の揺れがおさまった直後に電話がつながり、お互いの無事を確認できましたが、その後は電話が全く
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