朝6時にベッドから抜け出して、運動をした日のことを覚えていますか? 鳥のさえずりが心地よく、コーヒーが驚くほどおいしく、家族や同僚たちの周囲を走り回ってしまうほどのエネルギーが感じられたはずです。 残念なのは、そうした朝が再びやってくることがなかったことです。 朝型人間でもないかぎり、どんな理由にせよ(運動はいうまでもなく)、朝の10時より早く起きるのは、つらい試練のように感じることでしょう。しかし、朝が運動をするのに最適の時間なのだとすれば、その思い込みを取り除き、1日を再プログラムすることには十分な価値があります。 まずなによりも、朝は運動をするには最高の時間帯だということです。朝は、脳が最もフレッシュで、新しい習慣をつくる準備ができているときです。「朝は1日のうちで意志力が最も強く、余計な邪魔が入りづらい時間帯だ」と10年以上にわたり、行動心理学と習慣開発を研究してきたManeesh