ヤマハ株式会社は、歌詞を入力するだけで、「VOCALOID」の歌声と伴奏の付いた楽曲を自動作成する技術「VOCALODUCER」(ボカロデューサー)を開発したと発表した。 いわゆる「ボカロ曲」を作成するための技術。ボーカル用に、リズムパターン、音声の変化、コード進行のテンプレートを指定するだけで、約18,000種のメロディーを生成。歌声は、男性、女性、力強い声質、スイートな声質などをライブラリから選べ、歌い方のパラメータも指定できる。 これに加え、新技術ではポップス、ロック、ダンスなど約30種類のスタイルを選び、50文字程度の歌詞を指定するだけで、歌声と伴奏からなる2~8小節程度の楽曲が生成される。歌詞は、漢字や数字を交えた一般的な日本語文章で行なえる。伴奏の生成には同社の電子キーボードで定評あるスタイルエンジンとソフト音源を採用した。 (全文はソースにて)