横浜市交通局は26日、バス運転手16人(事案17件)を停職1カ月や戒告の懲戒処分としたと発表した。 市交通局によると、処分の内訳は、停職1カ月1人、減給1号処分(1日の平均賃金の2分の1)4人、戒告12人。このうち港北営業所の40歳の運転手は、2件の懲戒処分(減給1号と戒告)を受けている。 処分対象となった内容と人数は▽自己判断での運行=1人▽遅発運行と未報告=1人▽経路間違いと自己判断での運行=4人▽寝過ごしでの遅発運行=3人▽車内点検の不履行=2人▽シートベルト未装着=2人▽制動装置の不適切操作での接触=1人▽営業運転中の交通違反行為=2人▽営業運転中の携帯電話使用=1人。 停職1カ月の懲戒処分を受けた運転手は、車内で寝ていた乗客に気付かず、本来の待機場所とは別の待機場所で食事休憩を取った。車内に取り残された乗客が110番通報し、発覚した。