Googleが5月5日(米国時間)に検索ページのデザインを大幅変更したことは、普段から同サービスを仕事に趣味に活用しているユーザーの方ならご存知だと思う。米Googleではこのたび、このデザイン変更の背景について説明を行っている。 Webをビジネスの生業としている企業にとって、Webサイトのデザイン変更はビジネスの根幹に関わる大きな問題だ。特にシンプルさを重視して1999年のビジネス開始以来ほとんど大きなデザイン変更を行ってこなかったGoogleにとって、一大事業といえるだろう。まず今回の変更で目立つのは「Left-hand Navigation」と呼ばれる検索結果ページの左側に出現するナビゲーション領域だが、このデザイン投入には多数のプロトタイプが開発され、2006年ごろから一部ユーザーを対象にテストが繰り返されていたという。 ツールとしてのGoogleにユーザーが求めるのは、より強力な