「東京ドイツ村」に、一日中高いところを渡り歩いている高原ヤギがいる。 人間の背丈よりはるかに高い位置にいるヤギとふれあうのはとても面白い。ヤギに見下ろされている感覚でごらんください。 (ほそいあや) 東京ドイツ村 千葉県袖ヶ浦市。千葉にありながら東京、というよくあるパターンのテーマパークだが、何をもってドイツと謳っているのかはたびたび議論される。
暑い日が続く。夏がじりじり近づいてきた。 夏が近づくと思い出す。草いきれの中出かけた「ヘビセンター」を。 湿度・温度共に高くなるにつれ、爬虫類が恋しくなるのは私だけだろうか。というわけで、今回は「カエル」。むやみにカエルを見たくなった。しかも、「ワン」と鳴くカエルを見に行くのだった。 (text by 乙幡啓子) 「ワン」と鳴くタゴガエルのなぞ さて、長野県は茶臼山高原、「カエル館」である。インターネットで検索して見つけたのだが、名前がストレートでいい。 テレビなどで見て知っているかたもおられるだろうが、ここには「ワン」と鳴くカエルが展示されているのだ。 「ワン」と鳴くカエル。 うーん、イメージできない。できないので、ここ「カエル館」の責任者の方にお話を聞く。「茶臼山高原両生類研究所」所長、熊谷聖秀さんだ。 「ワンと鳴くのはタゴガエルというんです。最初は茶臼山高原に鳴き声の面白いカエルがい
ずっと行ってみたかった国メキシコ。 とはいえそれほど知識があるわけでもなく、「色がきれい」「好きな画家の生きた国」「建物がかっこいい」「タコスがおいしい」などの端的なイメージのみだった。 今回初めて訪れて驚いたことは、人とリスがフレンドリーな事だった。 (text by ほそいあや) 地球の裏側へ 学生時代油画を専攻していた関係で何人か好きな作家がいる。学生時代から今まで変わらず好きな作家はルフィーノ・タマヨというメキシコの作家で、原色をあまり使っていないが独特の深く鮮やかな色彩を放つ作品を多く遺している。 学生時代にメキシコを訪れた後輩の話によるとどうやらメキシコは見える色彩が違うらしく、タマヨもメキシコの土から絵の具を作っていたという話もある。土の色も空の色も違うから一度は行っておいた方がいいよと言われてから10年以上経ってしまったが、ついにこの国へ来ることができた。
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