教諭の愛猫の名前などが出題された試題問題のコピー(画像の一部を修整しています) 福岡県柳川市の私立杉森高校(鐘江茂光校長)で、理科を担当する40代の男性教諭が昨年度の食物科3年生の「生物1」の中間試験で、自分の飼い猫の名前や好物、愛車のナンバーなどを出題していたことがわかった。 この中間試験は昨年5月下旬に行われた。飼い猫の名前などは「授業でとりあげた事項」として出題された。「先生の家の留守番をしているのは( )という名前の茶トラの野良猫で、最近は『 』がお気に入り」という文章を完成させるよう求めた。免疫に関する別の問題も空欄を埋める形式だったが、答えが「語群」として挙げられており、最後から逆に記入していけば正答となるようになっていた。 学校関係者によると、この教諭は2008年秋に採用され、昨年度は食物科の1年生と3年生の授業を週8時間受け持った。こうした問題は担当のクラスにだけ出し