住宅ローン繰上げ返済の関門は「まとまった金額を準備する」「手元資金をどのくらい残すか」です。そんな悩みを解決する新しいタイプの住宅ローンが発売されています。 預金口座にある余裕資金を活用し「住宅ローン残高と相殺する」「繰上げ返済に充当する」という住宅ローンで、東京スター銀行、新生銀行、住友信託銀行が取り扱っています。 東京スター銀行は、普通預金と住宅ローンを連動させ実質住宅ローン残高を減少させるというシステム、新生銀行と住友信託銀行は余裕資金を住宅ローン残高に充当して自動返済するというシステムです。 全く異なるシステムですが、結果として住宅ローンの返済総額が減少し、返済期間が短縮(住友信託銀行は除く)する効果は同じです。 では、東京スター銀行の預金連動型住宅ローンを考えてみましょう。 メリット(1) 金利は日割り計算: 金利は、「ローン残高−スターワン(外貨)普通預金口座残高」に対して毎日