ビジネスで企業がサバイバルするためには、価格競争をするか、差別化を行うかの2つの方法しかありません。 価格競争をするのであれば、大量生産とコストの引き下げによって、他社よりも低い価格を維持できる仕組みを作らなければなりません。ファストフードなどは典型的な例ですが、一旦市場を高いシェアで占有されてしまうと、そこに価格競争で入っていくのは簡単ではありません。 一方の差別化で成功させる方法も簡単ではありません。簡単にマネされてしまうような差別化ではすぐにその価値が無くなってしまいますし、本当に顧客から価値を認められなければ、継続的な差別化につながらないからです。 しかし、もし他では絶対に出せない価値を実現し、維持することができれば、小規模でも高い収益性を実現するビジネスが展開できるのです。 そんな例を、2つご紹介したいと思います。 1つは前のページの写真のお店、学芸大学にあるチーズの専門店ユーロ