ありがとうバナナ!つかまって漂流、食べて助かる…インドネシアのフェリー沈没事故 インドネシア中部のスラウェシ島沖で11日に起きたフェリー沈没事故で、バナナの房につかまって海上を27時間漂流し救助された男性がいたことが分かった。13日付の地元紙ジャカルタ・ポストが伝えた。 生存者の一人、ムハマド・ユスフさん(38)はフェリー沈没前に海に飛び込み、3つのバナナの房につかまり漂流。漁師に救助されるまで、房からバナナを一本一本食べていたという。 同国の運輸省報道官によると、沈没したフェリーには乗客約250人、乗員17人が乗っていたとみられ、13日までに計34人が救助された。同日も引き続き残る200人以上の行方不明者の捜索が続いている。 フェリーは10日夜、スラウェシ島南部パレパレを出港。カリマンタン島(ボルネオ島)東部サマリンダへ向かう途中、高波で転覆した。 ( ) ( ) ソーシャルブックマーク