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ブックマーク / sankei.jp.msn.com (8)

  • 血液検査の感度100倍 ノーベル賞・田中耕一さんらが新技術開発 - MSN産経ニュース

    健康診断などで行う血液検査の感度を従来の100倍に高める新技術を、ノーベル化学賞受賞者で島津製作所フェローの田中耕一さん(52)らが開発し8日、発表した。血液1滴でがんや生活習慣病などを早期診断したり、画期的な治療薬の開発につながる成果という。 記者会見した田中さんは「今まであきらめていたものが、これで見えてくる。大きな自信を持って紹介できる」と笑顔で語った。 田中さんらは、病気にかかると体内で新たな種類のタンパク質が作られ、その発見が診断や治療につながることに着目。人の免疫反応で重要な役割を果たす抗体を使って、10万種類以上のタンパク質から病気に関係するものだけを素早く見つけ出す方法を開発した。 2の腕を広げたようなYの字形をしている抗体の中心部に、バネのような構造を人工的に作製して取り付け、腕が自在に動いて目的のタンパク質を探し出せるようにした。この抗体を使って検査したところ、アルツ

  • 父の遺伝子、食べられ消滅 次世代に伝わらず ミトコンドリアで群馬大 - MSN産経ニュース

    父親のミトコンドリアはべられて消滅し、遺伝子は次世代には伝わらない-。細胞の中でエネルギーをつくる小器官「ミトコンドリア」で、母親のミトコンドリアの遺伝子のみが子に伝わる母性遺伝をするのは、受精卵の中で「自」と呼ばれる作用が起き、父親のミトコンドリアを分解するためだとする研究結果を、群馬大の佐藤健教授との美由紀助教(細胞生物学)が14日、米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。

  • てんかん・自閉症…脳神経に微小RNAが影響 世界初の解明  - MSN産経ニュース

    微小なリボ核酸(マイクロRNA)の一種が脳の記憶に関わる海馬の神経回路や目の網膜の神経の形成に関わることを、大阪バイオサイエンス研究所(大阪府)や名古屋大、京都大のチームがマウスで突き止めた。21日付の米科学誌ネイチャーニューロサイエンス電子版に掲載された。 マイクロRNAはタンパク質をつくらないRNAで、遺伝子の働きを調節。チームによると、神経回路の形成にマイクロRNAが関わるのを示したのは世界初。 同研究所の古川貴久研究部長は「てんかんや自閉症などの神経疾患の原因究明や神経の再生医療につながる」としている。 チームは脳に多いマイクロRNA「miR-124a」を働かなくしたマウスをつくり、解析。 脳が小さく、海馬の神経細胞が通常とは異なる細胞と結びつき神経回路が異常になったほか、網膜で視力と色覚に関わる神経細胞が死んでいた。 脳などがつくられる際に働き、来なら成熟とともに働かなくなる遺

  • 自閉症児の面前で就学断る 愛知・知多市の小学校校長 - MSN産経ニュース

    愛知県知多市の市立旭北(きょくほく)小学校で、自閉症と診断された男児(6)と母親が来春の就学について相談に訪れた際、舟橋佳延校長が「うちの学校では無理」などと2人の面前で就学を断っていたことが3日、分かった。 障害のある児童の就学については通常、市教育委員会が設ける「就学指導委員会」で保護者を交えて議論し、決定するといい、市教委は舟橋校長の対応が不適切だったとして同日までに口頭で指導した。 市教委によると、男児と母親は9月25日、同校の特別支援学級などを見学。その際、舟橋校長が「小学校に来る状態ではない」「特別支援学校に行くべきだ」などと発言した。 舟橋校長は市教委に対して「子どもの成長を第一に考えての発言だったが、十分に真意が伝わらなかった。申し訳ない」と釈明しているという。

  • 目の神経形成に重要なタンパク質「ピカチュリン」と命名 大阪バイオ研チーム - MSN産経ニュース

    目で受けた光の刺激を、電気信号で脳に伝える際に重要な働きをするタンパク質を、大阪バイオサイエンス研究所の古川貴久研究部長(神経発生学)らのチームがマウスを使った実験で発見。電気を操るネズミに似た人気アニメキャラクターにちなみ「ピカチュリン」と命名し、21日、米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に発表した。 ヒトなどのほ乳類の目では、光の刺激が網膜の視細胞で電気信号に変わり、双極細胞を通過して視神経から脳へ伝達される。現在、目の疾患に対してはiPS細胞(人工多能性幹細胞)などで視細胞を作ることはできても、神経伝達回路であるシナプスの形成過程が解明できていないことから、臨床応用は現実的でないとされてきた。 古川部長らは、マウスの実験で視細胞と双極細胞の間をつなぐ視神経の周りに特異的に発現しているタンパク質を発見。光を発して電気を操る人気アニメキャラクター「ピカチュウ」をもじって「ピカチ

  • 飛行機内で救命中、傍観乗客の視線と写真撮影でPTSDに - MSN産経ニュース

    航空機内で心肺停止した男性に蘇生(そせい)措置をして助けた女性が、やじ馬状態のほかの乗客に写真を撮影され、恐怖心などから心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった。 女性を診察した国保旭中央病院(千葉県)の大塚祐司医師によると、女性は会社員。救急法の指導員資格があり、機内で倒れた男性に独りで人工呼吸や心臓マッサージをした。男性は呼吸が戻り、規則的な心拍も回復して命を取り留めた。 この間、多くの中高年の日人男性乗客らが「テレビと同じ」「やめたら死ぬんでしょ」と携帯やビデオで撮影。女性は中年男性が集まる場所で過呼吸症状が出るように。カメラのシャッター音が怖く携帯のカメラも使えなくなった。「やじ馬の罵声(ばせい)と圧力の怖さは忘れないと思う」と話しているという。 客室乗務員は手伝わず、AEDを頼んだが、持ってこなかったという。

  • 少年は「アスペルガー症候群」 岡山駅突き落とし事件で簡易鑑定 - MSN産経ニュース

    JR岡山駅のホームで岡山県職員、仮谷国明さん=当時(38)=が突き落とされ死亡した事件で、殺人と銃刀法違反の非行事実で家裁送致された大阪府大東市の少年(18)が、岡山地検の簡易精神鑑定で広汎性発達障害の一種「アスペルガー症候群」と診断されていたことが23日わかった。少年の付添人弁護士が明らかにした。 事件は岡山家裁から大阪家裁へ移送され、少年は現在、大阪少年鑑別所(堺市)に収容されている。22日に少年に接見した付添人弁護士は「知的能力は高いが、年齢相応の意思疎通とは異なる違和感を覚えた。生育歴などを含めて詳しく解明していく必要がある」としており、家裁に正式な精神鑑定を申し入れる方針。 アスペルガー症候群は一般的に、対人関係での意思疎通の障害や特定の対象に対する固執や関心の偏りなどの特徴がみられる。近年こうした発達障害と診断された少年らが起こした事件もみられるが、「犯罪とは直結しない」と指摘

  • 患者の暴力深刻 全国の病院半数以上で被害 - MSN産経ニュース

    昨年1年間に全国の病院の半数以上で、病院職員が患者や家族から暴力を受けていたことが12日、全日病院協会の調査で分かった。医師らの対応や待ち時間への不満が引き金になった事例が多く、深刻化する「モンスターペイシェント」と呼ばれる患者の実態が浮かび上がった。同協会は今夏をめどに最終報告をまとめる方針で、厚生労働省も調査結果を受け抜的な対策に乗り出す。同省によると、「院内暴力」をめぐり全国規模で調査が実施されたのは初めて。 調査は昨年末から今年1月末にかけ、47都道府県にある2248病院を対象に実施し、1106病院から回答を得た(回答率49.2%)。このうち患者から暴言や暴力があったと回答した病院は576病院で、暴力やクレームの発生件数は6882件に上り、1病院当たり年平均で約12件の院内暴力が発生したことになる。 内訳をみると、患者から暴言を吐かれるなどした精神的暴力が2652件と最も多く、

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