丸投げは失敗の始まり――調達マネジメント(1):プロジェクトマネジメントスキル 実践養成講座(9)(2/2 ページ) システム構築はRFP作成に始まる 今回は、最近実際にあったプロジェクトでの話をベースにしたケースをご紹介したい。A社ではECサイトを運営している。このたび、業務拡大のためWebサイトの全面リニューアルを予定している。期日は半年後だ。担当プロジェクトマネージャ(初目手部長)はこれまで、主にWebサイトのデザインやユーザビリティを担当してきたが、システム構築の経験はない。 要件の方は、Webサイトの表面的なデザインやユーザーの使い勝手といった部分はおおむねまとまっている。しかし、それ以外の部分、データベースや基幹システムとの連携などは未着手といった状況である。加えて、社内の状況は、経営層から各担当レベルまで各人がさまざまな思いを抱いている。経営層は売り上げに直結する施策を求めて
事務所Blogの方でも速報で一言したのだが、ネットイヤー主催のセミナーに御邪魔してきた。 近しいテーマで出版企画を他から頂き手伝ったりしているのだが、テーマとしては、「最近のネットの変化を踏まえてマーケティングはどのように変わったのか?」である。ひとつひとつのサービスの新しさやWeb2.0が来た(あるいは、来ない)という議論もそれはそれで良いが、そろそろ一度くるっと一回りして整理してみていい時期な感じを受けている。タイムリー感を受けつつ案件終わった足で会場の汐留へ。 幾つか引っかかったところを抜きつつ進めてみたい。 生活者のメディアリテラシーの変化 前半は博報堂の勝野さんによる、メディアの現状と並行して動いているプロモーションの現状についての全体サマリ。定量データやリサーチ資料、典型事例を踏まえて地に足の着いた説明で、現時点の定位置はどこかを客観性高く確認するスタイルのプレゼンテーシ
マーケットに打ち勝つことの意味 ちょうどこのサイト上の別企画「夏休み読書特集」でビジネス書など10冊+1冊の本を推薦している。特集には僕も参加しているのだが、その推薦文で書ききれなかったテーマについて今週は話をしてみたい。 橘玲著の『臆病者のための株入門』に関する話である。僕は橘氏の著書は大好きで、ほとんどの著書は読んでいる。この本についての紹介文では「反常識的」という言葉を使って好意的に採り上げているのだが、それでも少々反論してみたい点がある。 この本のポイントに「株式投資はギャンブルである」という命題があり、かつ「ギャンブルである限り必勝法はありえない」という論旨が展開されているのだが、経営コンサルタントとしてファンドのコンサルティングをしていたときにクライアントから教わったことがある。 「ギャンブルにも実は必勝法があり得る」 真夏の夜の夢みたいな話だが、今日はまじめにこの点を論証して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く