マイクロソフトは、青山学院の幼稚園から大学院までの在校生と職員、卒業生、保護者をつなぐネットワークシステムを構築する。ログイン認証の一元化やメールサービスのホスティング提供、アプリケーションの仮想化で学内システムを強化し、学院の経営力やブランドの強化を目指す。 青山学院とマイクロソフトは12月1日、ICT(情報通信技術)ネットワークの構築を共同して実施すると発表した。青山学院の幼稚園、初等部、中等部、高等部、女子短期大学、大学、大学院の職員や在校生、保護者、卒業生、計15万人のアカウント管理を統一して情報を一元管理するシステムを構築する。利便性を向上させるだけでなく、管理運用の負荷を軽減し、運用コストの70%削減を目指す。 青山学院の松澤建理事長はネットワーク構築の目的を「経営基盤を強化し、国際競争力のある人材を育成するため」と話す。同学は学術の交流や連携によって、海外の大学や教育機関との