Lenovo、Microsoftなどの企業数社と貿易団体が集まり、米中間の長期的な購入/マーケティング契約を締結。中国側はこれを機に「Made in China」に代わる新たなイメージ普及に取り組むという。 世界最大の市場である中国の政財界の指導者たちは、自国にまつわるイメージからの脱却を目指している。根深く定着した「Made in China」(中国製)というイメージを葬り去り、新たなイメージを普及させようとしているのだ。「Created in China」(中国で開発)というのが彼らが目指すイメージだ。 2006年に米国に対して2325億ドルという巨額の輸出超過となった極東の巨大国家は、ソフトウェア企業との大口購入契約や、米国での新しいIT研究施設の設立への協力などを通じてその資金の一部を米国に再投資しようとしている。 さらに中国は、費用効果の高い製造国家というイメージを、独創的で研究
ITの普及によるビジネススピードの加速はとどまるところを知らない。メールやインスタントメッセンジャーはもちろんのこと、電話、会議などの既存のコミュニケーション方法に対する見直し、進化への取り組みも各ITベンダーで行われている。ここでは、特にマイクロソフトの動きに注目してみよう。 マイクロソフトのユニファイド コミュニケーションとは 市場のグローバル化が進む中、ビジネスとそれを取り巻く状況にはこれまで以上のスピードが求められている。そのために必要な意思決定や現場の動きを敏捷にするには、コミュニケーションの改善が不可欠だ。 その具体的なソリューションとしてマイクロソフトが提唱するのが、Live Communications Serverを中心とした「ユニファイド コミュニケーション」だ。ユニファイド コミュニケーションとは、音声や映像、さらにはデータやアプリケーションを共有する統合コミュニケー
富士通は5月16日、企業向けネットワーク・サービスの「FENICS」を全面刷新すると発表した。新たに構築した基幹網の上で「FENICSII」として提供していく。記者会見に臨んだ富士通 川妻庸男経営執行役ネットワークサービス事業本部長は「FENICSIIは企業で働いていたり、街中や家庭で生活している人をサービスでつなぐものだ」とコンセプトを説明する(写真1)。 FENICSは富士通が通信事業者から回線を調達して、ユーザーに提供しているネットワーク・サービス。これに加えてFENICSIIでは、富士通がセンター側にソフトウエアのプラットフォームを用意し、各種のサービスを回線経由で提供するのが特徴(写真2)。6月末から随時新しいサービスを投入していく。既存のFENICSサービスも新基盤に移して「II」に鞍替えする。 まず用意するのがセンター側で提供するユーザーや端末の認証機能。外出先や自宅にいる企
富士通は5月16日,同社の企業向け通信サービス「FENICS」を強化し,6月上旬から「FENICS II」として新たに提供開始すると発表した。主な強化ポイントは,パソコンや携帯電話以外の様々な端末をも対象とする認証機能や,国際ネットワークなど。将来的には通信事業者が構築中のNGN(次世代ネットワーク)との接続も検討しているという。既存のFENICSのバックボーンを強化するため,これまでのFENICSサービスもFENICS IIへと様変わりする。 FENICSは,富士通が大手通信事業者のIP-VPNなどの通信サービスを借り受け,セキュリティなどの付加価値を加えて提供しているサービス。1985年の開始以来,累積で5万社以上が利用しているという。そのFENICSを新たな装いに変えた理由について,同社の川妻庸男経営執行役員ネットワークサービス事業本部長(写真1)は「ネットワークの技術は進歩したが,
Wi-Fi Alliance,「802.11n draft 2.0」の認定プログラムと新しいロゴを発表 無線LAN機器ベンダーの業界団体であるWi-Fi Allianceは米国時間5月16日,無線LANの次世代規格である「802.11n draft 2.0」の認定プログラムを6月下旬に開始することを明らかにした。これに併せて,同団体は新しいロゴと認定製品を発表した。 802.11n draft 2.0規格は,従来のWi-Fi規格と比べて最高で5倍のスループットを実現し,通信範囲も最大2倍に拡大できるという。同規格により,高品位ビデオのストリーミング,マルチプレーヤ型オンライン・ゲーム,画像や音楽ファイルの高速転送などが可能になるとしている。 今回発表した認定プログラムでは,802.11n draft 2.0規格を採用した製品の相互運用性,セキュリティ,従来のWi-Fi製品との下位互換性など
2007年5月15日から17日まで、米国ロサンゼルスにおいてWindows向けハードウエア開発者会議「Windows Hardware Engineering Conference(WinHEC 2007)」が開催。約2700人が参加し、5つの基調講演のほか、仮想化技術、メモリー管理、ストレージ、ホームメディアなどに関するさまざま分科会が開かれている。 初日は午前9時のビル・ゲイツ会長の基調講演から始まった(写真1)。 ゲイツ会長はまず、今年で16回を迎えたWinHECが、いまやPCを超えて携帯電話、携帯機器、テレビ、自動車内のインテリジェント機器までを含む幅広い分野をカバーする会議に拡大したと解説。さまざまな機器によって生み出されたエコシステムの中で、今年発売したWindows Vistaと2007 Office system(Office 2007)がモメンタムを作りつつあることを強調
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く