というわけで、あれから7年が経ち、第3回目の横浜トリエンナーレが始まった。ちなみに上の公式サイトには「過去のトリエンナーレ」ページの第一回の紹介にはバッタの写真が使われている。ありがたい。 12日が内覧会+オープニング・レセプション。神奈川「近代」美術館の水沢さんに総合ディレクターが決まり、CCAに丸投げしたようなキュレータ選出、アーティスト選出の経過を見ていて、まあ官僚仕事でどうせ夢も野心も冒険も希望もないのであろうなあとは予測していたのだが、まあまさしくその通りの仕上がりだった。大量の招待客と、大桟橋の大ホールでのパーティ。おそらくはキュレータ同士での連携も、アーティストとの対話もほとんどないまま、統一テーマの「タイム・クレバス」に合わせて、企画者とアーティスト同士の間に広がる無数の巨大クレバスというか空虚ばかりが目につく展覧会である。 その中心会場とおぼしき「新港ピア」(新設された仮
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