21日発売の週刊文春に「原監督が元暴力団員に1億円支払っていた」との見出しをつけた記事が掲載されることが分かり、巨人は20日、東京都内の球団事務所で記者会見し、原辰徳監督が06年にプロ野球の球団関係者を名乗る男ら2人組に現役時の女性関係のもみ消しのため1億円を支払っていたことを明らかにした。ただし、巨人側は「反社会的勢力に支払った事実はない」として、出版元を相手取り損害賠償請求訴訟を近く起こす方針。 原監督は「不徳の致すところであり、浅はかなことをしたと思っています。深く反省しています。ファンの皆様、大変申し訳ありませんでした」との談話を発表した。