オートバイで走行中の男性の左ひざを鉄の棒で殴って骨折させたとして、奈良県警天理署は8日、傷害容疑で奈良県天理市田部町のビジネス旅館経営の男(47)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。 逮捕容疑は今年6月11日午後10時10分ごろ、旅館前をオートバイで走行中の内装業の男性(18)=天理市=の左ひざを長さ約1メートルの鉄製の棒で殴って骨折させ、全治2カ月の重傷を負わせたとしている。 同署によると、この日は集団走行するバイクの騒音による苦情が市民から複数寄せられており、男性は友人と3人で走行中だった。男は「エンジン音がうるさく、腹が立った」と供述しているという。