自炊マニアは注目、米Googleが家庭用掃除機で作れる全自動書籍スキャナーを公開、特許もオープンソース化 【編集部記事】米国のIT系ニュースサイト「The Verge」によると、Google社(本社:米国カリフォルニア州)のエンジニアが、一般的なPC用スキャナー部品や家庭用掃除機を組み合わせて自作した書籍スキャナー「Linear Book Scanner」を公開し、特許もオープンソース化したとのこと。 このLinear Book Scannerは、書籍ページをスライドさせつつ、掃除機の吸引で1ページずつめくり、見開きスキャンしていくという制作費1,500ドル程度(約11万円)の単純ロボット。ビデオを見ると一見複雑な装置にみえるが、実際の構造はきわめて単純で、最大のキーポイントは吸引口に付けられた“ページめくり刀”部品にある。1,000ページの書籍を90分で全スキャンできたとのこと。 G