◇セ・リーグ 広島0―3中日(2015年10月7日 マツダ) 広島はシーズン最終戦に敗れて4位が確定し、クライマックスシリーズ(CS)を逃した。打線が初回の1安打のみと沈黙。7回無失点の前田健を援護できなかった。3位に入った阪神が10日から東京ドームで行われるCSファーストステージに出場する。 【写真】勝利を信じ、風船を飛ばす超満員のカープファン 超満員のマツダスタジアムがため息に包まれた。0―0の8回から登板した2番手・大瀬良がつかまった。8回1死二塁のピンチを招くと、エルナンデスに左中間を破られ先制を許した。さらに続く藤井の左中間への適時三塁打で2点を失った。1アウトしか取れず降板すると、代わった中崎も投手の若松に右翼線に落ちる適時打を許し3点目を失った。 打線も初回2死から新井が中前打を放ったものの、その後は中日・大野の前に6回まで四球による走者2人のみ。代わった3番手・若松も