犯罪被害者となってしまったとき,事件や犯人についての様々な疑問が浮かびます。 一体どうして自分がこのような目に遭ってしまったのか,警察による捜査の状況が今どうなっているのか,犯人や共犯者たちは何処の誰なのか……。 しかし,被害者が代理人を選任していない場合,情報収集の方法が分からないため,事件や犯人や捜査状況についての情報がほとんど入って来ません。 そこで,被害者の立場から事件や犯人についての情報を集める具体的方法8つをまとめました。 事件捜査を現場で対応するのは警察ですから,事件や犯人について生の情報をたくさん持っているのは警察(担当刑事・警察官)です。 しかし,個々の警察官の心情はともかく,法律のうえでは,警察が捜査して証拠を集めるのは後の刑事裁判で使うためであって,被害者のためではありません。 そのため,警察が集めた情報を被害者に積極的に教えることはありません。 原則として,証拠を見