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ブックマーク / cyblog.jp (7)

  • 人を「瞬時に」説得する心理学 | シゴタノ!

    キャビンアテンダント「離陸前ですのでシートベルトをお締めください」 モハメド・アリ「わたしはスーパーマンだ。スーパーマンはシートベルトなど必要ないんだ!」 キャビンアテンダント「スーパーマンは飛行機なんか必要ないですよね!」(p14) 一般の人が「心理学」と言えば期待する分野である「説得」というテーマについて、心理学はそれほど有益な知見を授けてくれません。 「はい」「はい」と言い続けていると、つい言いたくないことにまで「はい…」と言ってしまうとか、大きな頼み事を断った後では、罪悪感から断りにくくなるので、そこで小さな頼み事をすれば受け入れられるだとか、「これは試してみたい!」とはあんまり思えないようなアドバイスばかりです。 あるいは「説得の4要因(送信、内容、受信、メディア)」のような非常に教科書的な話です。もちろんそれらを起点として認知的不協和とか精緻化見込みモデルのような、鮮やかで面白

  • BT001:インプットからアウトプットまでの流れをスムーズにするために実践していること | シゴタノ!

    日より「ブログトーク」というシリーズを始めます。今回は第1回です。 昨年11月より「日刊シ!」というブログを始めました(※現在は非公開)。平日毎日更新で、エントリーは次の3つのパートから成ります。 の引用 「やめる」 「始める」 例えば、以下はある日のエントリー。 冒頭に引用、その後に「やめる」と「始める」が続きます。紹介したのリンクが最後に付きますが、これだけです。 引用の入力から記事のアップまでに要する時間は10分。これまでに190書いてきて、引用部分が長い場合は最長16分という時がありましたが、おおむね10分かそれ以下で収まっています。 どんなにがんばっても6分は切れないというのが現状です。もちろん、を読んだり線を引いたりといった時間は含みません。 ポイントは引用の入力時間をいかに短くするか。最初はブックストッパーを駆使してを見ながら入力していましたが、モニターを交

  • シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌

    以下の3つです。 1.来年にはポッドキャストをスタートさせたいから、その準備 2.2018年に購入したのうち読まないものを手放して、読むものを読み切る 3.母親にApple Watchを使わせたい

  • 一人ブレストの技法 ~問題設定のための基本ツール~ | シゴタノ!

    さて、前回はアイデアに関わる4つのプロセスを紹介しました。今回はそのファーストステップでもある「準備」に注目してみたいと思います。準備というのは、言い換えれば「問題設定」とも言えます。適切な問題設定がなされれば、発想は大変やりやすくなります。もちろん逆もまた然りです。さて、問題設定を行う際に必要なものはなんでしょうか。 私が考えるたった一つのシンプルなツールは 「?」 です。問題設定の質は、この「?」を持てるかどうかにかかっています。 人とコンピューターの差 コンピューターと人間は異なった能力がありますが、その中でも「疑問を持つ」というのは人間だけが持てる能力の一つです。偉大なる芸術家のピカソは 「コンピューターは役に立たない。答えを出すことしかできないからだ」 という言葉を残しています。 問題を設定するのはいつでも人間の役割です。必要は発明の母という言葉がありますが、それに習えば「疑問

  • 「効果の上がらないブレスト」から抜け出すための5つのルール | シゴタノ!

    「アイデアが必要? じゃあブレストしよう!」 あちらこちらから聞こえてきそうなフレーズです。確かに複数の人間が集まってアイデアを出し合えば良いアイデアが出てきそうな気がしますね。 『その科学が成功を決める』(リチャード・ワイズマン)というにはそのブレストに関して、かなり興味深い研究結果が紹介されています。 カンタベリーにあるケント大学のブライアン・ミューレンは、この方法で集団思考の有効性を調べた二十種類の実験結果を分析した。すると、驚くべきことに、実験の大半で、参加者が一人で考えるほうが、集団で考えるより量も室も上という結果がでていた。 この実験結果は、ブレストの有用性を否定するものでしょうか。私はそうは考えません。この実験で証明されたのは「効果の上がらないブレスト」がある、という事だけです。そうなると次の疑問が湧いてきます。 「効果の上がるブレストと、そうでないブレストの差とは何だろう

  • 一人ブレストにおける発想法の4つの型 | シゴタノ!

    ひと口にアイデアと言っても、それを生み出すための方法は一つではありません。古今東西さまざまな発想法が生み出され、そして改良を加えられています。 あまりにもたくさんの発想法が存在するので、これからそれを学ぼうと考えている人にはややとっつきにくい印象を受けるかも知れません。しかし、眺めてみるとこういった発想法はいくつかの分類に分けることができます。ある種の「型」がそこには存在しているといってよいでしょう。 今回はアイデアを生み出す方法を4つの型に分類し、それぞれの発想法についても紹介したいと思います。 深める ある種の物事について、突き詰めて考えていくのが「深める」です。一時的な思いつきをそのまま使うのではなく、「そもそもこれは一体何を意味するのか」といった質的な問いかけをするのがこの型です。実際的なアイデアよりも、問題提起について考えるときに使われることが多いでしょう。 代表的な発想法とし

  • 一人ブレストの技法 ~アイデアの4ステップ~ | シゴタノ!

    前々回ブレストについて書きましたが、いつでも人を集めてブレストができるとはかぎりません。アイデアの性質によっては一人でじっくりと考えた方がよいこともあるでしょう。一人ブレストの方法、つまり一人でアイデアを出すための方法も必要になってきます。 アイデアに関係する著書を読むと、そこにある程度共通するいくつかのステップとルールを見いだすことができます。単に何かを考えるだけならばそういった手順を踏む必要はありません。しかし、効果的なアイデアを出し、活用していくためには一定のフローを使った方が便利です。 私が考えるアイデアにまつわるステップは以下の4つになります。 準備 思考 選別 実行 今回は、それぞれのステップについて考えてみましょう。 1.準備 これは、実際にアイデアを考える前にやっておくべき事です。人の思考というのは直接コントロールしようと思っても、なかなかできません。まず下準備をし、方向性

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