J1北海道コンサドーレ札幌が、J1仙台のDF石川直樹(31)の獲得に乗り出していることが27日、分かった。複数の関係者が明らかにしたもので、既に完全移籍でのオファーを出しており、交渉は大詰めに入っている。関係者によれば、石川自身は札幌からかかった声に好意的な姿勢を示しており、月内に正式契約へ至る方向だ。 現在、札幌はリーグ戦で15位と、残留圏ギリギリの所にいる。既に元イングランド代表FWジェイ(35)とタイ代表MFチャナティップ(23)を獲得し戦力アップを図ってきたが、更なる増強へ、21日からの選手登録期間に日本人選手を獲るべく、準備を進めてきた。現場とフロントが様々な位置を模索する中、センターバックとサイドバックができる選手をリストアップ。複数の候補から最終的に石川に狙いを定め、正式オファーを出した。 大きな利点も、石川に白羽の矢を立てた理由となった。2009年7月、当時J2の札幌にJ1