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2018年9月2日のブックマーク (6件)

  • マウスのiPS細胞からがん幹細胞のモデル作成に世界初の成功 - 国立大学法人 岡山大学

    概要: 岡山大学大学院自然科学研究科の妹尾昌治教授らの研究グループが、マウスのiPS細胞を用いてがん幹細胞のモデルの作成に世界で初めて成功した。 がん幹細胞は癌組織の中に存在する幹細胞で、がん細胞を生み出す元になる細胞と考えられており、制がん剤や放射線治療に対して強い耐性があるため、癌治療の面から重要な研究対象とされている。しかし、通常がん組織の中のがん幹細胞は数%しか存在せず、その性格を解析することは困難であった。今回の樹立されたモデルを用いて解析を進めれば、がん幹細胞の研究の進展に拍車がかかるものと期待される。 研究の成果は、科学誌PLoS ONEに4月12日(米国東部時間17:00)に掲載された。 幹細胞はその周りの微小な環境の影響を受けて分化し成熟な細胞となると考えられている。そのような環境で前駆細胞の状態を経て神経、脂肪、筋、血液などいろいろな成熟した細胞へ分化していく。正常な

    マウスのiPS細胞からがん幹細胞のモデル作成に世界初の成功 - 国立大学法人 岡山大学
    plank
    plank 2018/09/02
     iPS細胞でがん幹細胞作ったらいいのに、とかねがね思っていたが、やっぱり作った人いた。
  • がん幹細胞は一種類だけではない!~マウスiPS細胞により世界で初めて証明~ - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院自然科学研究科ナノバイオシステム分子設計学研究室の妹尾昌治教授らの研究グループは、生体内で悪性脂肪肉腫を形成するがん幹細胞の作成に世界で初めて成功しました。iPS細胞からがん幹細胞を世界で初めて作成する事に成功してから2年、今回はがん細胞が分泌する小胞にiPS細胞をがん幹細胞へ誘導する物質が含まれることを発見。異なる種類のがん幹細胞をiPS細胞から作り出せることを明らかにしました。 研究成果は、7月5日、がん研究の国際科学雑誌『Journal of Cancer』に公開されました。 iPS細胞を使って性質の異なるがん幹細胞を作成していくことで、あらかじめ人為的に、多種多様ながん幹細胞を調製し、これらを標準品として用い、がん患者の組織内で同様な細胞の有無を調べるという、これまでに無い診断アプローチの実現と、それを応用した画期的な「個の医療」につながる可能性を意味しています。将

    がん幹細胞は一種類だけではない!~マウスiPS細胞により世界で初めて証明~ - 国立大学法人 岡山大学
  • がん幹細胞は自らがん微小環境の細胞を作り出す~iPS細胞によるがん研究から新たな世界初の成果~ - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院自然科学研究科(工)ナノバイオシステム分子設計学研究室の妹尾昌治教授、笠井智成講師らの研究グループは、ヒトの乳がんに由来する細胞株を培養した液体の上清を用いて、マウスのiPS 細胞を培養し、iPS細胞をがん幹細胞へ誘導しました。そして、この誘導されたがん幹細胞が、がん組織の主体となる「がん関連線維芽細胞(cancer associated fibroblast:CAF)」に形を変え成長することを発見しました。 がん組織は、がん細胞とそれらを取り囲むさまざまな種類の間質細胞で構成されています。特に間質細胞であるCAFは、固形がんの間質組織を構成する細胞成分の中で、量的にもっとも多い細胞です。近年、CAFはがんの微小環境を作り、その環境下でがん細胞の増殖促進に働くさまざまな増殖因子を産生し、がん細胞との相互作用の関係が重要視されていましたが、その起源の詳細は明らかになっていません

    がん幹細胞は自らがん微小環境の細胞を作り出す~iPS細胞によるがん研究から新たな世界初の成果~ - 国立大学法人 岡山大学
  • マウスiPS細胞由来がん幹細胞から 新しい“膵臓がんモデル”の作製に世界初の成功 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院自然科学研究科(工)ナノバイオシステム分子設計学研究室の妹尾昌治教授、笠井智成講師らの研究グループは、ヒトの膵臓がんに由来する細胞株を培養する液体の上清を用いて、マウスのiPS 細胞を培養。iPS細胞ががん幹細胞へ誘導、変化することを確認しました。また、このがん幹細胞をヌードマウスの皮下に移植すると、膵臓腺管がん(pancreatic ductal adenocarcinoma:PDAC)の形態、つまり膵臓がんになることを突き止めました。これら、一連の研究成果は、従来の遺伝子の変異や挿入欠失などの操作を行わずに臓器に特異的ながん(腫瘍)を人為的に作り出したものであり、世界で初めての成功です。研究成果は12月末、がん研究の国際科学雑誌『American Journal of Cancer Research』(12月1日号)に掲載されます。 今回の研究成果は、がん幹細胞を正常な

    マウスiPS細胞由来がん幹細胞から 新しい“膵臓がんモデル”の作製に世界初の成功 - 国立大学法人 岡山大学
  • 京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)

    神戸大学大学院医学研究科内科系講座iPS細胞応用医学分野・青井貴之特命教授と、京都大学大学院医学研究科消化管外科学講座/同学iPS細胞研究所所属の大嶋野歩研究員、坂井義治教授(同消化管外科学講座)、山田泰広教授(CiRA初期化機構研究部門)らの共同研究グループは、iPS細胞誘導技術をがん研究に応用することで、人工的に大腸がん幹細胞を作製することに成功しました。この研究成果は、米科学誌「PLOS ONE」に7月10日(木)(日時間)に掲載されました。

    京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)
  • 京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)

    ポイント iPS細胞技術によりがん関連遺伝子の働きを変えることが可能である。 iPS細胞技術によるがん細胞の運命制御の可能性を提示した。 がんの発生には遺伝子によらない要因もある。 1. 要旨 橋恭一元大学院生、山田洋介研究員、山田泰広教授(京都大学CiRA未来生命科学開拓部門)らの研究グループは、iPS細胞技術により、がん化に関わる遺伝子であるApc遺伝子の働きを変えうる事、さらには腫瘍細胞の運命を制御しうる事を明らかにしました。 一般的にがんは遺伝子変異が原因と言われていますが、がんのできる臓器によって変異が検出される遺伝子は異なっており、がん遺伝子の働きには、細胞の種類に依存したなんらかの影響があるのではないかと考えられます。しかし、遺伝子変異以外の要因がどの程度がん遺伝子変異の働きに関与しているのか、まだわかっていません。研究グループは大腸がんの原因として知られているApc遺伝子

    京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)