画面・帳票レイアウトを作成したら、次はER図とテーブル定義書の作成です。ER図とはEntity Relationship Diagramの略で、データ中心設計(DOA:Data Oriented Approach)に向いたモデリング記法です。ER図はデータベース設計に広く使われており、E(エンティティ)はテーブル、R(リレーション)はテーブルの関係に相当します。図4のようにエンティティを四角、リレーションを線で表わし、リレーショナルデータベースのデータの関連性をわかりやすく示すことができます。
画面・帳票レイアウトを作成したら、次はER図とテーブル定義書の作成です。ER図とはEntity Relationship Diagramの略で、データ中心設計(DOA:Data Oriented Approach)に向いたモデリング記法です。ER図はデータベース設計に広く使われており、E(エンティティ)はテーブル、R(リレーション)はテーブルの関係に相当します。図4のようにエンティティを四角、リレーションを線で表わし、リレーショナルデータベースのデータの関連性をわかりやすく示すことができます。
ER図(Entity Relationship Diagram) ER図とは、データベースのテーブル(Entity)とテーブル同士の関連(Relationship)を図に表したものであり、データベースのテーブル設計に用いられる。ER図において、エンティティは四角形の記号、リレーションは四角形同士を結ぶ線で表現される。 書き方 ER図の書き方は、エンティティとリレーションを記号で表して書く。ER図の書き方には、以下に示す2種類がある。 IDEF1X記法 IE記法 エンティティ 論理モデルのER図の場合、エンティティ(実体)は業務におけるひとまとまりのデータを表している。物理モデルのER図の場合、エンティティはデータベースのテーブルを表す。 エンティティには2種類あり、非依存実体と依存実体に分けられる。 非依存実体 非依存実体とは、他のエンティティに依存せずに存在できるエンティティである。例え
優れたデータベースを構築するためには、設計段階からデータの構成を工夫しなければなりません。効率的なデータベースを設計するための方法論として、「正規化」という概念が存在します。また、この「正規化」の基本概念となるものに ER モデルというものがあります。ここでは、ER モデルについて説明し、具体的にどのようにして正規化を行うのかを説明していきます。 SQL 16章 データベースの設計 16.1. ER モデル 16.2. ER モデルの例 16.3. 正規化 16.4. ボイスコッド正規形 16.1. ER モデル 実世界に存在するものの中で、データベースとして表現すべき対象物をエンティティ (entity:実体) と呼びます。また、エンティティとエンティティの相互関係をリレーションシップ (relationship:関連) と呼びます。そして、この関係を図示し、エンティティとエンティティの
前回はデータベース設計をする際に誰もがぶつかる問題である、「列名に日本語を使うか?」「どのデータ型を使うか?」ということをテーマに取りあげました。今回も引き続き、データベース設計をする際に迷いやすい点をいくつか取りあげてみようと思います。 今回は前回と同様、SQL Serverのサンプルデータベース「Northwind」を元にして、データベース設計で迷いやすい点について考えてみましょう。図1は「Northwind」をER図にリバースした中から、エンティティ「商品」「商品カテゴリ」をサブウィンドウで表示したものです。 図1のように商品を分類するためにカテゴリコードをつけるエンティティ構造はよくあります。しかし実際の販売管理システムにおいては、このようなフラットなカテゴリ構造は不便です。なぜかというと、一般に商品カテゴリなどは表1のように階層構造で分類する必要があるからです。 01 ハードウェ
今日は徒然なるままにDB設計について思っていることを並べてみようと思う。 ようやくWEB+DB Pressの次号の原稿を書き終えた。2年間の連載であるが、来年はプライベートが忙しくなる予定なので、連載はこれにて終了とさせてもらうつもりである。 「なぜ人はリレーショナルデータベースを使いこなせないのか」 このところ執筆や講演を通じてリレーショナルモデルについて説明する機会を色々頂いているが、それらの活動の根源となっているのが、この素朴な疑問である。その疑問をパワーにしてこれまで活動を行なってきた。 現時点での自分の回答は「データベース設計が難しいから」である。もちろんリレーショナルモデルそのものの難しさというのもあるが、それよりは「適切な使い分けができていない」ということが大きいように思う。言葉を変えると、リレーショナルモデルを適用すべきデータとそうでないデータの判断ができていないからDB設
データベース設計論(リレーショナル・データベース設計入門) 注記1: 以下の内容は、私が某大学で非常勤講師として、講義用に使用しているものです。 �@データベース設計にとって基本的な概念では、3層スキーマ、データモデリング技法、関係モデル、データ正規化、 ERモデルがあります。 �ASQLの基本的な文法、使い方、使用事例を具体的に述べてあります。 �Bデータベースの運用設計上で欠くことのできないデータベース制御(問合わせ処理、トランザクション処理、 同時実行制御、障害回復)について分かりやすい図解を交えて説明しております。 �Cオブジェクト指向データベース、分散データベースなどを含めて最近の技術動向にもふれておきます。 このテキストの内容を理解できれば、情報処理試験のうちデータベース領域の知識は十分身につくと思います。 注記2: 左側のアウトラインをクリックして検索を進めてく
A properly designed database provides you with access to up-to-date, accurate information. Because a correct design is essential to achieving your goals in working with a database, investing the time required to learn the principles of good design makes sense. In the end, you are much more likely to end up with a database that meets your needs and can easily accommodate change. This article provid
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