●富野伝説(とみのでんせつ) 「ガンダム」の富野御大将は色んな意味で「伝説的」な方でいらっしゃいます(笑) まずどんなところが「伝説的」かというと「作ってる作品」が伝説的です。 「こころならずも敵側の一般市民を皆殺しにしてしまったことを知り愕然とする主人公」(トリトン)とか、「敵に人間爆弾に改造されて主人公の目の前で爆死するガールフレンド」(ザンボット3)とか、「最終回で発狂する主人公」(Zガンダム)とか、「主人公のお母さんの生首が飛ぶ」(Vガンダム)とか「宇宙全体が滅亡して、全滅した登場人物たちが幽霊になって宇宙空間を飛びまくる」(イデオン)とか、どれをとっても御大将でなければできない(やろうとも思わない)素晴らしく「個性的」なストーリーテーリングです。 また、出てくる登場人物たちも実に「伝説的」なほどに「個性的」です。 「ロリコンのマザコンのシスコンの独裁嗜好が強い