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  • もっとうまく書けるかもという妄執をやめれば速くうまく書ける-遅筆癖を破壊する劇作家 北村想の教え 読書猿Classic: between / beyond readers

    筆の遅い人はどの分野にもいる。 けれども、主として井上ひさしの貢献によって、遅筆といえばまず劇作家を思い浮かべてしまう偏見がある。 これはおそらく、他のジャンルよりも遅筆のイメージが印象的でユーモラスなことによるのだろう。 すでに幕が上がっているのに台が完成せず、舞台袖で残りの台詞を書いているようなイメージである。 しかし劇作家のすべてが遅筆という訳ではない。 たとえば北村想は、人の表現を借りるなら、初演に台が出来上がっているどころか、脚集として出版済みであるほど、筆の速い人である。 「書くのが遅いのをなんとかしたい」という相談に答える形で、北村想は、何故自分は筆が速いのか、筆の遅い劇作家と何が違うのかを説明している。 遅筆癖をやめ、はやく書くための〈秘訣〉としても読めるその説明は、ほとんどの秘訣がそうなように、身も蓋もないものであった。 遅筆から抜け出すための身も蓋もない教え 北

    もっとうまく書けるかもという妄執をやめれば速くうまく書ける-遅筆癖を破壊する劇作家 北村想の教え 読書猿Classic: between / beyond readers
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    playnote 2016/01/17
  • (実況中継)英文精読はここまでやるー精読とはコンテキストを補完しながら読むこと

    精読とは、ただ細かく詳しく読むことではない。 テキストに徹底的に寄り添いながら、そこに書いていないことを、読み手自らが補完しながら読むことである。 こうした読み方は、あなた向けに書かれた訳ではないものを読むときに必要となる。 時代背景も、直面している課題も、異なる時間空間で書かれたテキスト(たとえば古典)は、このようなものの一例である。 以前書いた言い方を繰り返せば、 プラトンはあなたのことなど何も知らない。 デカルトはあなたを読者として想定していない。 逆に、完全にあなたのために書かれたあなた向けのテキストを読むときには、こうした読み方をする必要はないだろう。 書き手は、あなたが何を知っているか/知らないかをある程度理解しており、あなたに理解してもらうためには、どのようなことが前提にできるか/できないかについても知っている。 理解に必要なことで、あなたが知らなさそうなこと、知っているとは

    (実況中継)英文精読はここまでやるー精読とはコンテキストを補完しながら読むこと
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    playnote 2013/03/05
    メモメモ。「プラトンはあなたのことなど何も知らない。デカルトはあなたを読者として想定していない。」
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