数年来メールを出しても返信すらして来ないような旧友から、「大丈夫か」と言うメールが来ました。とにかく北京に居る私の安全を心配してくれている知人が多いのに驚きました。ほんと、ありがたいことです。 2003年のSARS(新型肺炎)流行のときも去年のサッカー・アジアカップ決勝戦のときも、安否確認はありましたが、こんなに多くはありませんでした。日本では「北京が危険だ」と言う報道が相当されているのでしょう。確かにNHKニュースで反日集団の破壊活動の映像とその痕跡を見てしまうと、大変危険な感じがします。でも、広い北京或いは広大な中国のごくごく一部の地域で一部の人たちが起こした行動なのです。 きょうの北京は、フツーに生活している限り、いつもと同じように平穏です。いくつかの事実を紹介しておきましょう。 きのう(4月10日・日曜日)の午後、私は北京市東部にあるイトーヨーカ堂に買い物に行きました。入口付近のガ