私が聖書が好きな理由は、そこに描かれる神が、チャーミングだからというのがある。 特にエレミアと神の関係。 エレミアは神に騙されたと言う。 そして神にぐだぐだ愚痴を言う。 あれはいいなと思う。 ヨナもそう。 神に騙されて、人から世界からひどい目に合う。 イザヤもそうか。 エリヤもそう。 神を探して、嵐のなかや火のなかを探し求めて、そこに神がいないことを知る。で、疲れて呆然としているとき、神は静かに語る。「おまえ、何やってんの?」それはないだろ。 ヨブの場合は悲惨でもある。人の世の悲惨を授けられる。 私は、こういう神が好きだ。 私は、たぶん、ひねくれ者だからだろう。 サラはこっそり神を嘲笑した。そして、その笑いを得た。 イエスも神から見放された。 この世はイエスに勝った。 ヤコブも神と相撲して神に勝った。 神はけちょんけちょんに負ける。 ってなことを言うとクリスチャンは嫌がるだろうけど、みんな
アメリカの大統領候補は選挙戦に際してキャンペーン・ソングを選ぶことが多い。 特にヒラリー・クリントンは支持者たちにキャンペーンソングを投票で選ばせたり、 セリーヌ・ディオンやBTOなどの歌を効果的に使っている(たぶんロック好きの旦那のアイデアだろう)。 そんなヒラリーのキャンペーンに選ばれた歌のうちの一つが、3月に来日するスコットランドの女性ロッカー、ケイティー・タンストールの2006年のヒット曲「サドンリー・アイ・シー」。 タンストールはお母さんが中国系ということでルックスが親しみやすい。 彼女の顔は世界の地図 私がたどる地図なのよ 彼女が美しい女性だってわかるでしょ 彼女は美しいわ 彼女をとりまくすべてが銀の光のプール 彼女をとりまく人々はその恩恵を感じてる 彼女の手のひらに包まれれば あなたも穏やかになる 突然、わたしはわかったの これこそ、わたしがなりたいものだって 今、わたしはわ
言語新作の項目を書いたとき、44歳の男性分裂病患者のこんな妄想を紹介した。 数億年前、宇宙人が地球に降下し、真にして善なる国を建設した。その末裔がイザナギ、イザナミの命であり、この血脈はさらにアマテラスとスサノオ、ヤマトタケル等を経て天皇一家に伝えられているが、われわれ人類も多少ともその血を継いでいる。しかるにいつの頃からか、次第に邪悪な力が世界を堕落させ、現在は虚偽を打破して昔のような真実の世界に戻そうとする大いなる全能者(彼はそれを「おやじ」と呼ぶ)と、ますます堕落させようとする力が戦っている最中である。彼は生後間もなく「おやじ」に戦いに参加するよう求められ、「おやじ」に心身ともに委ねて、その指示通り働くことを約束した。そして「おやじ」の指令により、「人間構成の素粒子論」や「心理プラズマ」や「運動の周期律」等々を研究する。新しい言葉(漢字)を創るのも「おやじ」の要請で、すでに腐敗した
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