七月の挨拶文をアップするころ、たぶん私はまだパリにいる 「あら素敵!」とか言われちゃうけど覗いてみると中身はいたって地味 (*インスタ kubota_banki) フランス語は喋れない、せいぜい丸暗記の必須単語1〇言くらいと 稚拙な英語で夏冬の2回かれこれ20年になる、そしていつも特別な目的は持たない旅だ 誰かが言っていた 「パリって街を歩くだけで不思議とチャージされる原始的エネルギーがあるところ」と、 合点がいく表現、そうパリとはそういうところ 人間という動物が人間らしく暮らす森だ ご機嫌なマルシェのおじさんがいたり、不機嫌そうな薬局の女店員だったりと 1人1人の感情は自由で、しかもはっきりとした存在感がある 今の日本は便利この上ない場所だけど時々どうしようもなく息詰まることがある 日本とは何かが違うパリの街、便利を手放し 全身の感覚をフル活用 ましてや私の仕事は感覚的で形容し難い仕事だ
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