10月6日紫の風は島根県立大学学園祭実行委員会に対し、男装女装コンテストが開催されることについて、そのコンテストを開催するうえで、心と体の性が食い違う人たちに対する何らかの配慮はしているのかどうか確認するために、電話をいれた。新聞では抗議を受けたとあったが、趣旨を聞きたいから電話をいれたに過ぎない。新聞の見出し等は時として本当のことを書かない。 当初、中止を要請する考えはなく、過去において松江市内の高校での女装コンテストなどを支援し協力してきたので、できることなら、協力をしようと考えていた。楽しいだけではなく、そこになにか問題意識・課題意識を盛り込んで、見ている人たちに何かの気づきを与えてほしいと考えていた。あるイベントが一方の側にとって楽しいことでも、反対の側にとってはいたたまれないこともよくあることである。 心と体の性が一致しない人たちへの配慮とは、そういうことなのである。昨年、松江東